イーロン・マスク「エイリアンはすでに我々を観察している…」UAE大臣の“宇宙人はいるか?”の問いに衝撃回答!
「ある人々は私のことをエイリアンだと考えているが、それは違う」――。先日ドバイで行なわれた国際会議でイーロン・マスク氏が口にした言葉だ。彼は、現在、民間人2人を乗せた有人宇宙船「ドラゴン」を2018年後半に月周回旅行に打ち上げると発表したスペースX社の社長。実現すればアポロ17号以来46年ぶりとなる。
会議の開催期間中に行なわれた特別対談でマスク氏はみずからの“エイリアン観”を率直に語っている。
■人工知能が“超高知能エイリアン”になる日
先の2月11日~13日の間、中東はUAE・ドバイで開催された「World Government Summit 2017」には世界139カ国から4000人のトップリーダーが集い、今後地球規模で取り組むべき問題が話し合われた。
テスラ・モータース及びスペースXのCEOであるイーロン・マスク氏がUAE内閣総務未来省大臣のムハンマド・アブドラ・アレガウィ氏の司会で大勢の観衆を前に対談を行なっている。トークの内容は、マスク氏が現在取り組んでいる仕事の内容からアイディアの源泉、近未来の社会についてなど多岐にわたり、幅広い話題で自説を展開したマスク氏だったが、その中で“エイリアン”についての話が持ち上がったのだ。
ことの発端は人工知能の話からだった。かねてから人工知能の進化に警鐘を鳴らしているマスク氏だけに、司会のアレガウィ氏が人工知能の何が危険であるのかと質問したことが話のきっかけとなった。そこでマスク氏がたとえとして引き合いに出したのが“超高知能エイリアン”である。
「今から20年以内ほどの社会に、“超高知能エイリアン”がやってきたことを想像してみてください」とマスク氏は説明する。つまり現在の人工知能の急激な進化は、近い将来に超高知能エイリアンを社会に招くことと同じであると解説したのだ。凄まじい進化を遂げるAIは、人類よりもはるかに頭の良いエイリアンと同じような不気味な存在になるということである。
「デジタルな超高知能はエイリアンのような存在です」(イーロン・マスク氏)
こうして人工知能についての話が繰り広げられたのだが、ここで司会のアレガウィ氏の口から「では、この地球上に他所からやってきた知的生命体はいるのでしょうか?」という国際会議らしからぬ(!?)質問が飛び出したのだ。
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