アサド政権の化学兵器使用はアメリカによる“自作自演”だった!? 前例多数、トランプ周辺に不穏な動き
■トランプ大統領のアメリカはどこへ向かうのか!?
就任前、盛んに孤立主義と「米国ファースト」を主張し、ロシアのプーチン大統領を慕っていたトランプ大統領だが、昨今その姿勢を急激に変化させている。
激化の一途をたどるシリア内戦への対応を決めかねていたトランプ大統領に、今回の攻撃を決断させたのは、ユダヤ教徒である娘のイヴァンカ氏とその夫、ユダヤ系の大富豪ジャレッド・クシュナー氏だという。もともとトランプ大統領が親イスラエルであることは知られていたが、この2人の影響もあり、最近はさらに極端になるとともにネオコンとも親しくしているようだ。
事実、トランプ大統領は2月13日にロシアとの関係正常化を訴えいてたマイケル・フリン補佐官を政権から排除し、その代わりに、親イスラエルでロシア嫌いのニッキ・ヘイリー氏を国連大使に据え、さらにユダヤ人によるパレスチナ自治区ヨルダン川西岸への入植を支援してきたデービッド・フリードマン氏をイスラエル駐在大使に指名している。
いずれにしても、いま国際情勢が大きく動いている。トランプ大統領がイスラエルとネオコンの言いなりになっているとしたら、今後の中東情勢はますます不安定化するだろう。今回の攻撃で、トランプ政権誕生後に修復しかけた米ロ関係も再び悪化してしまった。魔女である筆者がタロットで占うと、バベルの塔(空想的で実現不可能な計画)を象徴する「タワー」のカードが出てしまうのだが、今後どのような事態が世界を待ち受けているのだろう。
深月ユリア
ポーランドの魔女とアイヌのシャーマンの血をひき、魔女占い師・魔女優・オカルトライター・ホラー映画プロデューサーとして国内外で活動。深月事務所代表、TR総合探偵事務所で心霊捜査担当。最新刊『あなたも霊視ができる本』(文芸社)大好評発売中!
参考:「Sputnik International」、ほか
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