世界が戦慄した「アルカトラズ刑務所の心霊写真」真相判明! 編集部が現地徹底取材で完全暴露!
■超真相:「面会窓の黒い女」事件
なんと、トカナ編集部は気づいてしまったのだ! 面会窓付近の通路から、所長室へと至る道すがら、面会窓の向こう側に足を踏み入れることができるという事実に――。
意識しなければ通り過ぎてしまいそうなものだが、実は“黒い女”が立っていた面会者側のスペースは解放されており、誰でもそこに入ることができるのだ。この事実から察するに、“黒い女”の正体は、たまたまそこに居合わせた見学者の女性だったと考えるのが順当ではないだろうか。
もちろん、“黒い女”がまるで1930年代か40年代から飛び出してきたかのような姿をしている点や、平均よりもかなり小柄に見える点、そして何よりも撮影者自ら「向こうに人はいなかった」と述べている点など、謎が残るのも事実。しかし、“黒い女”がいる場所に、誰かが立っていた可能性は十分にあり得る、それは紛れもない事実である。
■アメリカの黒歴史を象徴するアルカトラズ
予想外にあっさりした展開、そしてこの目で真実を確かめたという充実感に少々の茫然自失に陥りながら、刑務所の庭へと出る。湾を挟んで彼方に見えるサンフランシスコ市街の大パノラマと、頬を打つひんやりとした風――。
かつて島にやって来た囚人たちは、この美しい景色を前に何を思ったのだろう? 更生を誓ったのだろうか? いや、現実はそう穏やかな話ではなかった。彼ら凶悪犯は、自らの頭脳と知識をフル回転させながら、生きて島から脱出し、向こう岸にたどり着くとともに姿をくらませ、再び闇社会で一旗揚げるという野望を燃えたぎらせていたのだ。この一癖も二癖もある史実について興味を抱いた読者は、ヒストリーチャンネルの『驚愕の真実! アルカトラズからの脱出』を見るとよいだろう。
幽霊はいなかった。しかし、アルカトラズで醸成された悪名高き犯罪者たちの強烈な思念と負のエネルギーは、今でも確かにそこに残存していた。はためく星条旗を見つめ、凶悪犯罪や陰謀にまみれた黒歴史さえ包括するアメリカという国の“闇の深さ”に思いを馳せながら、今回の取材を終えることにした。
(取材・文・写真=編集部)
前編:伝説の脱獄囚3人組は今も生きている!? 「アルカトラズ刑務所」からの驚愕の脱出法が判明!
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2024.10.02 20:00心霊世界が戦慄した「アルカトラズ刑務所の心霊写真」真相判明! 編集部が現地徹底取材で完全暴露!のページです。心霊写真、ヒストリーチャンネル、マフィア、刑務所、ギャング、脱獄、囚人、アルカトラズ、サンフランシスコなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで