アブダクション現場の砂が“完全に変質している”ことが判明! 化学者も断言、UFOの存在を裏付ける物的証拠?
UFOによる誘拐事件(アブダクション)現場に、地質学上の著しい変化があることが判明したという驚きのニュースが飛び込んできた。UFOの実在を裏付ける物的証拠として、世界中のUFOコミュニティに激震が走っている。
■トラヴィス・ウォルトン事件
本題に入る前に、米アリゾナ州の森林で起こったUFO連れ去り事件「トラヴィス・ウォルトン事件」を簡単に紹介しておこう。
1975年、アパッチ・シトグリーブス国有林の森林伐採員として働いていたトラヴィス・ウォルトン(当時22歳)が、忽然と失踪する事件が発生した。当日、ウォルトンは6人の仕事仲間とともに自宅に帰る途中、森林の中に謎の発光物体を発見。火事だと思ったウォルトンらが近づいてみると、地上約30メートルに浮かぶ円盤型の飛行物体だと判明した。
日頃からUFOに関心を示していたウォルトンが車の外に出てさらに近づくと、突如、飛行物体からビームが照射された。仲間たちはパニックを起こし散り散りに逃げ隠れたが、ウォルトンはビームの直撃を受け、姿を消してしまったという。
失踪から5日後、ウォルトンは唐突に姿を現し、宇宙人に誘拐されていたことが発覚。これが数あるアブダクション事件の中でも指折りの知名度を誇る「トラヴィス・ウォルトン誘拐事件」の概要だ。
当時は「自作自演だ」との声もあり、目撃者は複数いたものの、現在に至るまでアブダクションを確証する物的証拠は何一つ無かった。しかし今月に入り、ウォルトンが誘拐された現場の地質に異常があることが、「Frontier Analysis」社のフィリス・バディンジャー博士らの研究で明らかになったのだ。今月4日付けの研究報告書をもとに概要を見ていこう。
■アブダクション現場の土壌に変化
現場の土壌と近隣の2つの土壌の成分比較をした結果、2つの驚くべき発見があったという。1つ目は、カルシウム・マグネシウム・カリウムといった陽イオンのレベルが高かったこと。これは、アブダクション現場の土壌に何らかの化学的変化が起こったことを意味しているという。ただ、バディンジャー博士は自然に変化した可能性も指摘している。
だが2つ目の違い、鉄の含有量が多いことはそれでは説明できないという。では、何が原因だというのか? バディンジャー博士は、宇宙船が発する強力な磁場が周辺の鉄を引きつけたと推測しているようだ。また、この現象は他のUFO出現現場でも頻繁にみられるという。
一般的にUFOの動力源として「反重力説」と「プラズマ説」が候補に挙がっている。ロケット工学の父として知られるヘルマン・オーベルト博士は、後者のプラズマ説を科学的に考察していたことで有名だ。博士によると、UFOは強力な磁場を発生させ、大気をイオン化するため、目撃現場には何らかの異常が見られるはずだという。これは、バディンジャー博士の分析結果とも合致する内容ではないだろうか。
今回の研究ではサンプル数が少ないため、さらなる綿密な調査が必要とのことだが、今後の研究次第では、UFOの存在を科学的に裏付ける決定的な証拠となるかもしれない。
(編集部)
「Mysterious Universe」、「EWAO」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊アブダクション現場の砂が“完全に変質している”ことが判明! 化学者も断言、UFOの存在を裏付ける物的証拠?のページです。宇宙人、UFO、エイリアン、アブダクション、誘拐、トラヴィス・ウォルトンなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで