「記憶違い(マンデラ効果)」がパラレルワールドの影響であることを証明する10例! あなたの勘違いも並行宇宙情報かも!?
科学的理論や思考実験でその存在が主張されているパラレルワールドは、多くの場合、たとえ存在するにしても我々の世界とは相いれない世界であると考えられている。しかし昨今、パラレルに存在する並行世界同士は、これまで考えられていた以上に相互に影響を及ぼし合っているのではないかという説が聞かれるようになっており興味深い。その仮説を後押しする有力な現象が「マンデラ効果」だ。
■「マンデラ効果」とパラレルワールドの関係
人種差別政策・アパルトヘイトの撤廃に尽力した20世紀の世界的なトップリーダーの一人であるネルソン・マンデラ氏であるが、2013年に氏の訃報のニュースが流れた時は、決して少なくない人々の頭の中にクエスチョンマークが浮かんだという。故人にとっては不本意極まりない話にはなるだろうが、とっくの昔(1980年代)にマンデラ氏は亡くなっていたと思い込んでいた人々がかなりの数いたようなのである。
こうした過去の疑いようのない記憶が、事実と反するものになってしまっている(と当人には思える)現象を、超常現象研究家のフィオナ・ブルーム氏は、このネルソン・マンデラ氏の例にちなんで「マンデラ効果」と名づけている。
気のせいだと言われれば認めるしかない勘違いともいえそうなのだが、ブルーム氏に言わせれば、これは単なる思い違いなどではなく、一部の人々は確かに1980年代にマンデラ氏の訃報に触れていたのだという。別のパラレルワールドではマンデラ氏は1980年代に亡くなっており、その世界を垣間見た時の記憶が一部の人々に残っているのだと指摘している。つまり、並行する世界との“接点”に触れた一部の人々が、ある一定の時間、パラレルワールドからの影響を受けたのではないかということだ。
もしこのようなことが起こっているとすれば、ネルソン・マンデラ氏についての現象だけということはないだろう。ではマンデラ氏のケース以外ではどんな「マンデラ効果」疑惑例があるのだろうか。「マンデラ効果」は主に英語圏で話題になっているため、日本人には馴染みのないケースも多いのだが、その中でも日本人にもわかりやすい例をオルタネティブ系オンラインジャーナル「Mysterious Universe」などから選んで紹介してみたい。
1. ダース・ベイダーは「ルーク、わしがお前の父親なのだ(Luke, I am your father)」とは言っていない
『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980年)において、ダース・ベイダーとルーク・スカイウォーカーの一騎打ちの場面で、ダース・ベイダーがルークに向かって「ルーク、わしがお前の父親なのだ(Luke, I am your father)」と言い放ったことを多くのファンが覚えているのだが、実際のセリフは「いや、ルーク、わしがお前の父親なのだ(No, I am your father)」というもので、若干ニュアンスの違う表現であった。どうしてこのような集団的な事実誤認が起こったのだろうか?
2. C-3POのボディは隅々まで金色ではなかった
同じく『スター・ウォーズ』の話題だが、全身“金ぴか”なイメージがあるロボットのC-3POだが、右足のスネはどの作品においても銀色であった。
3. 天安門事件の戦車への抗議シーン
1989年に中国で起きた天安門事件(六四天安門事件)だが、この事件を象徴する映像として今でもよく取り上げられるのが、戦車の前に立ちはだかる1人の男性の勇姿だ。当時リアルタイムで事件の模様をメディアを通じてウォッチしていた少なくない割合の人々が、この学生が戦車に轢かれているシーンを目撃していたという。もちろんこの男性が轢かれたという記録も映像も残ってはいない。
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2024.10.02 20:00心霊「記憶違い(マンデラ効果)」がパラレルワールドの影響であることを証明する10例! あなたの勘違いも並行宇宙情報かも!?のページです。パラレルワールド、仲田しんじ、多元宇宙論、マンデラ効果、誤認などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで