首なし修道女、ブルー・レディ、生首を抱える王妃…! 世界で語り継がれる恐すぎる女の亡霊5選
■アン・ブーリン王妃
英国に伝わる、最も有名な女の亡霊の1人に“アン・ブーリン王妃”がいる。ヘンリー8世の第2夫人であったアン王妃は、世継ぎとなる男児の出産を期待されていた。しかし産まれてきたのが女児であったことに幻滅したヘンリー8世は、その後ジェーン・シーモアを第3夫人に迎えている。1人目の出産後、アン王妃は再び妊娠をしたが死産という結果に。世継ぎを産めないアン王妃に対し愛想を尽かしたヘンリー8世は彼女に不貞の濡れ衣を着せ、ロンドン塔の断頭台でアン王妃の首をはねてしまった。彼女が斬首された翌日の晩には、首の無い4頭の馬が引く馬車の中に、切断された首を抱えるアン王妃の姿が目撃されたとか。またロンドン塔でもアン王妃の亡霊はたびたび目撃されており、教会内部を歩き回っているといわれている。
■ハンティンドン大学寮に住むレッド・レディ
米国アラバマ州に位置するハンティンドン大学では、“レッド・レディ”と呼ばれる有名な女学生の亡霊が語り継がれている。その昔ハンティンドン大学の学生寮に、赤色が大好きな少女・マーサが暮らしていた。しかし、彼女の内気な性格が災いしてかルームメイトになった生徒はみな一様に、彼女と同室でいることに耐えられず早々に別部屋へと移動していく。見かねた寮長が最終的にマーサのルームメイトになり、あらゆる手を尽くし彼女との仲を深めようと努めたが、マーサが心を開くことはなく寮長は諦めて部屋を移動することに。それを知ったマーサは手首を切り自殺した。マーサは、心の中では寮長を真の友人だと思っていたのだ。学生の中にはドアの隙間から漏れ出た赤い光が、壁や扉を通過する様子を目撃した者もいるという。
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2024.10.02 20:00心霊首なし修道女、ブルー・レディ、生首を抱える王妃…! 世界で語り継がれる恐すぎる女の亡霊5選のページです。修道女、大学、事故、生首、ピアニスト、山下史郎、亡霊、王妃などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで