オランダ地震の直後に「墜落中のUFO」が撮影されていた?推進装置トラブルか、飛行が乱れて奇妙な動きに
地震の直後に謎の飛行物体が出現――。快晴の青空に、不規則な動きを見せて徐々に高度を下げていた物体が偶然に撮影された。
■オランダの“大地震”直後にUFOの姿
ユーラシアプレートの内奥部に位置し、地震が少ない地域で知られるオランダで5月27日、久しぶりに強めの地震が発生した。震源はフローニンゲン州スロホテレンの地下3kmで、マグニチュードは2.6。
日本人からしてみればなんとも些細な出来事のように思えるが、地震そのものが珍しいオランダでは「2015年以来の大地震だ」と大々的に報じられている。
27日の午後3時29分(参照ソースには「3.30AM」とあるが午後の間違い)に発生して人々を驚かせた地震は、震度こそ小さかったものの、かなり広範囲で揺れが感じられたようで、その分多くの国民の話題にのぼることになった。マグニチュード2.6の地震ではあるが、家屋の損傷などの報告が29日の時点で39件寄せられているという。
地震が少ないオランダで今、人々が地震にナーバスになるのは明確な理由があるようだ。フローニンゲン州には欧州最大の天然ガス田があり、実は2013年頃からガス採取が原因と思われる弱い地震が増えているのである。そしてこのまま採掘を続けていけば、いつか大きな地震が来るのではないかと周辺住民の懸念を招いているのだ。
危機感を持つ住民の中には、スマホやデジカメなどでいつでも災害を撮影できるように準備を怠らない人々も少なくないようだ。そして地震の直後、ある住民が不可解な飛行物体に気づき、取りも直さず映像に収めたのである。
■機器トラブルで墜落中なのか?
YouTubeの解説によれば、撮影者はプロ用ビデオ機材で撮影したということだ。そしてご覧になればわかるように非常に奇妙な動きを見せている。円盤型というよりも、メキシコの帽子・ソンブレロや麦わら帽子の形状に近いといえる。機体をヒラヒラと反転させながら不規則に動き、角度によっては太陽の光を反射して鮮やかな虹色に輝いている。
動画の解説では推進装置のトラブルで飛行が乱れ、ゆっくりと墜落に向かっているのではないかと指摘し、何らかの攻撃を受けた可能性についても触れている。
それでもよく見れば、体勢を立て直そうと必死にコントロールしているようにも感じられる。だが残念ながらその試みは成功していない。推進装置にかなり致命的なダメージを負ってしまっているということだろうか。
撮影者の報告によればこの飛行物体は、この後どこかに墜落したようであるが、その最後は視界から突然消えたということである。
地震の前後にUFO現象が多いのではないかという指摘が昨今よくなされているが、このUFOも今回の地震に何か関係しているのだろうか。またガス田との関連性も疑われてくるだろう。この地域の地震の情報と共に関連する情報をウォッチしていきたい。
参考:「Disclose.tv」、ほか
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