ターザンもびっくり!? ヤギからダチョウまで、動物に育てられた真の野生人間5選
動物に育てられた野生児のファンタジー作品として、ジャングル・ブックやターザンは有名だ。動物が人間の子どもを育てるなど、絵空事に過ぎないという人も多いだろう。しかし実際に動物に育てられた子どもの存在は、いくつか確認されている。そこで今回は、動物に家族同様に育てられた人間の子ども5人を紹介しよう。
■犬に育てられた少女
1991年、当時8歳の少女オクサナ・マラヤが犬小屋の中から発見されるという、衝撃的なニュースが世界中を駆け巡った。ウクライナに生まれたオクサナは3歳の頃、アルコール依存症の両親によって自宅の外に置き去りにされ、その後5年もの間小屋の中で犬の群れと生活を共にしていたという。発見当時のオクサナは他の犬と同様に、四足歩行で走り回りながら生肉を食し、唸り声や吠え声を上げる姿が確認されている。その後、オクサナには人間に戻すための教育が施されたが、多大な努力と時間を要した。現在オクサナは施設の保護下にあり、施設内の農場で動物の世話をしながら暮らしているそうだ。
■ヤギに育てられた少年
1990年、ペルーのアンデス山脈で、野生のヤギの群れと共に生活をする少年が発見された。彼はヤギの乳を飲み、草木の根や木の実を食しながら8年もの間生き延びていたと考えられている。少年はヤギ同様、山々の岩場や丘陵地帯を四足歩行で器用に駆け登っていたため、両手の皮膚は物をつかむにはあまりにも硬くなっていたという。少年は救助後、米国カンザス州にある州立大学の研究チームの下へと送還され、ダニエルという名が与えられた。調査チームの発表によると、ダニエルには人間としての言語能力は全く備わっていないものの、家族同様に暮らしていたヤギとの会話は可能だったという。
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2024.10.02 20:00心霊ターザンもびっくり!? ヤギからダチョウまで、動物に育てられた真の野生人間5選のページです。動物、猫、犬、ロシア、虐待、ヤギ、ウクライナ、砂漠、ペルー、山下史郎、野生児、ダチョウなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで