巷で話題の恐ろしい「人魚の掛け軸」、東光寺に直撃取材してわかった“驚愕の真実”とは!?

 佐賀市本庄町の東光寺に保管されている、いつ・どこで・誰が描いたのかすべてが謎の「人魚」の掛け軸について、佐賀新聞をはじめとする複数のメディアが取り上げ、大きな話題を呼んでいる。

巷で話題の恐ろしい「人魚の掛け軸」、東光寺に直撃取材してわかった驚愕の真実とは!?の画像1住職と掛け軸 画像は「佐賀新聞」より引用


■人々から恐れられる人魚の掛け軸

 東光寺は山号を瑞泉山(ずいせんざん)とする曹洞宗の寺院で、国指定重要文化財の薬師如来座像が祀られている。寺伝によると、永享年間(1429~41)日高入道宗任本治が日高家累代の祈念仏である薬師如来座像を本尊として、隣町の鎮西町赤木に小庵東光寺を建立したのが創建とされる。そして天正20年(1592)、鎮西町赤木の退廃した東光寺を見かねた前越州珠呑大居士が、仲外正寅大和尚を拝請して寺号を現在の地へと移し、再建中興を果たしたという。

巷で話題の恐ろしい「人魚の掛け軸」、東光寺に直撃取材してわかった驚愕の真実とは!?の画像2東光寺の本堂 画像は「お寺めぐりの友」より引用

 さて、問題の掛け軸に描かれた「人魚」は、胸から下が魚そのもので、肩口までうろこを纏っている。牙の間から真っ赤な舌がのぞき、目を見開きながら笑って振り返るその姿は、見る人によっては恐ろしくもあり、子どもは逃げ出すそうだ。そのため、掛け軸は現在では寺院の床下に保管されている。住職によると「勇気をふりしぼって見たい方はおっしゃってください」との事だ。


■東光寺に直撃取材で新事実判明!!

 しかし、魔女である筆者はこの話を聞き、何やら違和感を抱いていた。掛け軸を見ても、報道にあるような「おどろおどろしい人魚」には感じられないのだ。ぽっちゃりとした女性の体型は、古来より土偶にも見られる母性や豊作の象徴である。それに顔も、牙はあっても実に穏やかな笑顔をしていて、とても人に襲いかかるようには見えない。

 そこで筆者は、この掛け軸の実像を探るべく、東光寺に電話取材を試みた。すると担当者(女性)は、快く筆者の質問に答えてくれた。

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