豊洲移転・築地再開発を巡る小池都知事の“トンデモ計画”で大増税時代到来へ!? 根底にあるのは都民の暮らしではなく復讐心!

豊洲移転・築地再開発を巡る小池都知事のトンデモ計画で大増税時代到来へ!?  根底にあるのは都民の暮らしではなく復讐心!の画像1小池百合子公式HPより

「決められない都知事」と揶揄された小池百合子都知事が20日、臨時の記者会見を行い、築地市場(中央区)の豊洲市場(江東区)への移転問題を巡り“トンデモ計画”をブチ上げた。豊洲移転の基本方針を固めたまでは良かったが、築地市場は売却せず、5年後をメドに「食のテーマパーク」として再開発を進めるというのだ。同時に豊洲市場は冷凍・冷蔵・加工などの機能強化を図り、東京の総合物流拠点にするという。

 以前の計画では豊洲移転に伴い、築地市場を更地にして4386億円で売却。豊洲市場の総事業費5884億円の償還に充てる予定だったが、小池氏のプランでは都が管理し、民間に長期賃貸させたい考えと言うが…。

「すでに民間で手を挙げている社があれば別だが、現時点でそういう話は聞かない。豊洲市場は年92億円の赤字が見込まれ、豊洲の開発費5884億円の借金を築地再開発によってどう返済するのか。その辺りの詳細な説明はなかった」とは政治部記者。

 経済評論家の渡邉哲也氏もツイッターで「(築地を)売らないのはいいけど、金どうするの? 賃料次第だけど一時的に都民1人あたり4万円強払う計算」と疑問を投げかけている。

 また、移転延期に伴い、都は今年3月までの市場業者への補償だけで市場会計から50億円を計上。交付決定額は5月までに10億円を超えた。補償対象の豊洲市場への業者の投資総額は約310億円に上る。前出政治部記者は「20日行われた臨時の記者会見は200人以上の報道陣が集まったが、会見時間はわずか30分。重要な内容なのに、質疑応答は3問ほどで時間がきてしまい、お開きとなった。報道陣からは『もう少し時間を取るべき』『突っ込まれるのが怖くて逃げた』という声が続出しました」と明かす。

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