「安倍晋三の愛国はまやかし」 右翼団体・一水会の元最高顧問、鈴木邦男インタビュー! 日本会議、生長の家、オカルト・スピ話まで語り尽くす!

 いま、安倍政権が揺れている。森友学園や加計(かけ)学園をめぐる疑惑、さらに稲田防衛相の失言や、自民党の豊田真由子議員のパワハラなど次々と問題が噴出しているにもかかわらず、それらを気にも留めない傲慢な姿勢が国民の反感を買い、ついに7月2日の都議選で自民党は歴史的な惨敗を喫した。今後の政権運営は、一気に不透明感を増したといえるだろう。

szkkno_1.jpg写真提供:深月ユリア

 ところで、森友学園問題では「森友告発プロジェクト」という市民団体が結成され、安倍昭恵夫人や財務省の迫田前理財局長を東京地検に刑事告発している。同プロジェクトの主張によると、昭恵夫人には「内閣総理大臣の妻という地位を乱用した行為により国家公務員法違反の疑い」があり、迫田前理財局長は「不当に低い価格と認識しながら国有地を売却し、国に8億円以上の損害を与えた背任の疑いがある」という。そして6月21日、さらに攻勢を強めるべく同プロジェクトは「安倍やめろ! 緊急市民集会」を開催。多数の市民が一堂に会し、安倍政権の即時退陣を訴えたのだ。

 しかし、その集会に参加した面々の中に、反安倍を掲げる植草一秀氏や古賀茂明氏などのジャーナリストのほか、なんと右翼団体「一水会」の元最高顧問、鈴木邦男氏も名を連ねていたことをご存じだろうか? 今さら指摘するまでもなく、森友学園は教育勅語を子どもに叩き込むなど“右翼的”な教育方針で話題になった学校だ。それに、安倍首相は極右団体「日本会議」に所属しており、政策は右寄りそのもの。単純に考えれば、鈴木氏が現政権を支持していたとしても何ら違和感はないはずだが、実態は異なる。もはや安倍政権は、鈴木邦男氏のような筋金入りの右翼からも支持されていないのだ。

 そこで筆者は、本物の愛国について、そして巷やネットに溢れる自称愛国者とは何者なのか、その真実を探るため鈴木邦男氏に単独インタビューを試みた!


■安倍政権の愛国心はまやかし

 集会の終了後、近所のファミレスで行われた懇親会に参加した筆者。そこで話した鈴木氏は、実に物腰が柔らかく、時折冗談も交えて人を笑わせる気遣いも見せるなど、TVで見るイメージよりも親しみのある陽気な男性だった。

――よろしくお願いいたします。安倍政権の右寄りな政策や、森友学園の教育方針についてどう思われますか?

szkkno_3.jpg写真提供:深月ユリア

鈴木邦男(以下、鈴木)  私は愛国者ですが、愛国心というのは人に強制するものではありません。愛国心が可哀相だし、愛国心に失礼ですよ。教育勅語にしても、決して子どもに押しつけるべきものではありません。そんなのは、まやかしの愛国教育です。

――それでは安倍首相は、偽の愛国心を日本人に押しつけようとしているのでしょうか?

鈴木  安倍さんご自身は人間的には良い方だと思いますよ。ただ、どうも最近は愛国というよりも、単に日本会議やネトウヨたちのご機嫌取りになっているようですね。

――実は日本会議が政界を牛耳っており、そのバックには統一協会がいる、という陰謀論が囁かれていますが、真偽はいかがでしょうか?

鈴木  それはないと思いますね。日本会議には、私が本格的な右翼活動をしていた時から知っている大変有能な方々が多いです。もちろん、統一協会を辞めた人が日本会議に入る例はありますが、現在の自民党は、統一協会のみならずさまざまな宗教団体から資金をもらっているようですからね……。

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