左利きは数学が得意、右手ばかり使う右利きはバカ!? ガチで利き手が才能と結びついていることが判明!(最新研究)

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■左利きは数学的才能により恵まれているのか

 さて、ここで本題に入るが、果たして利き手によって数学的能力には差異は生じるのだろうか?

 このたび、英リバプール大学のフェルナンド・ゴベット教授とジョヴァンニ・サラ氏による「The Conversation」への寄稿文によると、彼らは利き手と数学的能力の関係をより正確に検証するため、2300人以上に及ぶ被験者(小学生と高校生)にさまざまなタイプと難易度の数学的設問を出題するとともに、彼らを単に右利きと左利きの2タイプには分類せず、字を書く場合、絵を描く場合、物を投げる場合、歯を磨く場合等々、幾多の項目についてどちらの手を優先的に使用するかを調査した。

lefthandedpeople2.JPG 「The Conversation」の記事より

 これにより右利き対左利きの二項対立的観点というより、個人がどれだけそれぞれの右手あるいは左手を使用する傾向があるかというスケールを得ることができ、より信頼性の高い統計モデルを確立したという。

 この調査の結果、出題された問題の数学的難易度が高いほど、左利きは他のグループと比べて優位な結果を残すことがわかった。この傾向は特に若い男子ほど顕著であった。また、難易度の高くない問題については、右利きと左利きとの間で有意差は認められなかった。加えて、右利きの内でも特に日常の全ての動作について右手を使用する「extreme right-handers(極端な右利き)」については、適度な右利きおよび左利きのグループと比較して、全ての調査項目において劣位の結果を示したことも報告された。

 平均的に、少なくとも小学校と高校においては、左利きの人物は難易度の高い数学的タスクに対して優位な能力を持っており、また極端な右利きの人物は数学全般に対して不利な傾向を持つかもしれないことがわかったのである。利き手が左右の脳の連動性を示唆するとして、個人の認知機能に幾ばくかの影響があることが認められたとのこと。

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