「日本に脅威を与える、トランプ陣営メンバー4人」をフルフォード氏が暴露! “間引き”されたロスチャイルド家の3人も…
これまで2回にわたり、財政回復を狙うアメリカにおける従来の権力者たち、そしてトランプ政権の思惑についてベンジャミン・フルフォード氏に話を聞いてきた。最終回となる今回は、今後日本に影響するかもしれないトランプ周辺の人脈について分析してもらった。
■ロバート・ライトハイザー
まず、氏が上梓した『トランプ政権を操る「黒い人脈」図鑑』(扶桑社)によれば、現在日本に対して厳しい姿勢を見せているのは、通商代表に指名されたロバート・ライトハイザーだ。
フルフォード氏 「ライトハイザーは、1980〜90年代のレーガン政権で通商代表部(USTR)の次席代表を務めていました。当時、日本製品に対する輸入抑制を主導して、日米経済戦争の最前線で戦い、勝利した経験があります。現在のトランプ政権における貿易面での懸念事項は対中国へとシフトしているため、日本に対してまた同じような態度とるとは限りませんが、彼については、あまり好意的でない印象です」
次に、日本に今最も直接的な影響を与えるであろう、農務長官のソニー・パーデューにも、フルフォード氏は注目しているという。
■ソニー・パーデュー
フルフォード氏 「彼がモンサントの種を日本に積極的に売りつけるような態度をとるかいなか、今後注視していかなければならないと考えています。ただ、今、アメリカでもモンサントに対する反撃は起きており、自分たちで種を守っていこうという動きが始まっています。さらに、日本の場合は、アメリカのような大型農場を運営する農家は少なく、基本的には家族経営で行う小規模農家がほとんどです。そのため、長年問題視されている『ターミネーター』(1度しか収穫ができないよう改良された種)に依存せずとも、独自の方法で農業活動を維持していく術をきちんと考えていくのではないかと思っていますよ。とはいえ、今後トランプが進めている北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉での農産物関税の見直しや、アジア地域への農産物輸出拡大のための2国間交渉が控えていますから、日本でも名前を聞く機会は増えるのではないでしょうか」
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