「ハイヒール&スカート男子」の時代がガチ到来!しかし、ランウェイはうまく歩けず…(2018年春夏パリコレ)

 スコットランドのキルトやミャンマーのロンジーのように、男性がスカートを履く習慣は世界中にある。だが、ニューヨークのファッションデザイナー、トム・ブラウンの「THOM BROWNE 2018春夏パリコレ」はどうも様子が違う。ファッションを通じて、ガチでクロスジェンダーを世界に問いかけているのだ。


■プレタポルテに“スカート男子”が登場

 13cmヒールを履いた長身の男性モデルたちが、ランウェイをぎこちなく歩く。転ばないようにと猫背になった残念なイケメンもいる。

「ハイヒール&スカート男子」の時代がガチ到来!しかし、ランウェイはうまく歩けず…(2018年春夏パリコレ)の画像1Financial Times」の記事より

 ハイヒールがどれだけ苦痛に満ち、それでも履くことを期待される女性のストレスを、男性が実感するための“社会的実験”かと見紛うほどだが、これは権威あるパリ・プレタポルテ・コレクションの一幕だ。

 しかも、彼らはスカートやワンピースを身にまとっている! なんと、れっきとした“メンズウェア”として発表しているのだった。

 目の前で起こっていることに言葉を失う観客たち。「それって、スカートだよね?」と、問いたげな眼差しを送る者もいる。今季のトム・ブラウンは、これまでのジェンダーがはっきりしたステレオタイプのファッションに対して「なぜ男の女装はタブーなのか?」というメッセージ性の強いものとなっている。

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