未来学者が予想する「10年後に日本から確実に消える今の流行ベスト3」! 不倫スキャンダル記事は消滅確定!

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■“黒歴史”は現場で作られる!

未来学者が予想する「10年後に日本から確実に消える今の流行ベスト3」! 不倫スキャンダル記事は消滅確定!の画像1画像は、『バブルは、そこまで来ているゾ!』(アニプレックス)

 90年代初頭、私が勤務していた大企業では金曜日の終業時間が近づくと女子社員がそわそわしはじめるのが常だった。フロアで「戦闘服に着替えなきゃ」という声が聞こえる。ジュリアナ東京に出かける娘たちの合図だ。

 なぜだかわからないが若手男性社員が一緒に誘われたことも何度もあった。田町駅のトイレで女子が着替えるのを待って、それで運河沿いのボウリング場方面に向かう。

 さっきまで会社で「ご用件を承りました」とかきちんと話していた女子社員が、2時間後にはお立ち台の上でジュリ扇を片手に腰をつきだしてがんがん踊っている。それを下から眺めて「ヒューヒュー」言うのが男子社員の役割。

 で、それから25年たつとそんな女子社員がちゃんとした会社の経営幹部になっていたりする。たまに会ったときに、

「なんでお前、いつもパンツみせてたんだ?」

 と聞くと、

「あんたなんかに見せてないわよ!」

 と怒って話を変えようとする。どうやらジュリアナは今では黒歴史らしい。

 さて、筆者の本業であるフューチャリスト(未来予測家)の立場として思うのだが、黒歴史というものは現在進行形でいつでも起きていて、かつ、現時点でも判定可能である。今、みんなが真顔で流行にのっているものの中で、よく考えてみればおかしなことがそれだ。そうやってチェックすると10年後確実に「なかったものにしたい」と思うものはいくつも見つかる。

 主なものを3つ挙げておこう。


●後悔する流行1 アイディア先行の「マズい食品」

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 今、食品メーカーの間で「コンビニでマズい商品を売り出す」ことが流行っている。カップやきそばのチョコレート味から、チョコスナックのハラペーニョ味まで、一度食べたらまずくて二度と食べたくない商品が次々と開発されている。

 理由は言うまでもなく「そのほうがバズるから」である。今、菓子メーカーの幹部に話を聞くと胸をはって「今はおいしい食品を作る社員はダメ社員です。デキる社員は商品をつくるのではなく話題を作る。それがわれわれの仕事です」と明言する。

 マズい商品を作ってコンビニの棚を埋め、それを見たJKが自撮りでツイートしたりインスタグラムに投稿して話題を拡散する。そういった仕掛けができる社員が重宝され、昔ながらの味にこだわる社員はリストラの憂き目にあう。ないしはカールのように製品自体がリストラされてしまうのが今の流行である。

 冷静に眺めると、こんなことが流行っているのは日本だけである。アメリカのスーパーの棚にはマズいスナック菓子は置かれていない。常に定番スナックがどっしりと棚を確保している。香港もバンコクも事情は同じだ。

 たぶん日本も数年でこのブームが終わって、10年後には「なんであたしたちあんなマズいお菓子食べてたんだろーねー」と27歳になった元JKが黒歴史を反省するはずである。ただしその頃には日本のスナックはぜんぶマズい商品ばかりになっているだろう。おいしい商品を作ることができる人をリストラしてしまった咎めが来るからだ。

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