19世紀の世界を恐怖に陥れたエグすぎる殺人事件5選!! 毒殺を隠すため住民全員に毒チョコを送りつけ!?
■リトル・イタリー殺人事件
1895年4月、米国ニューヨーク市内のリトル・イタリー地区で、男性が刃物で首を切られて殺害される事件が起きた。24歳のマリア・バーベラは、イタリア人移民で27歳のドメニコ・カタルドと出会い、恋に落ちる。2人が恋人関係になってすぐ、ドメニコはマリアに性交渉を強要するようになり、遂にはマリアに鎮静剤を盛って眠らせた後に、ドメニコは無理矢理行為に及ぶようになった。しかし数週間後、ドメニコはマリアとの結婚を拒否するようになり、終いには「お前と結婚するのは豚ぐらいだ」と暴言を浴びせたという。口論の末に頭に血が上ったマリアは、持っていたカミソリでドメニコの喉を掻き切り殺害した。
■切り裂きジャック
19世紀最大の未解決連続殺人事件といえば、ロンドンを恐怖に陥れた「切り裂きジャック」だろう。1888年、ホワイトチャペル付近の路地裏で、喉を切り裂かれ内臓が引きずり出された女性の遺体が見つかる。その後も女性を狙った殺人事件が連続し、遺体から子宮や乳房を切り取り、臓器も体内から引き抜くなど、犯行は残虐さを極めた。多くの精神科医は、切り裂きジャックの犯行動機を、殺人に対する病的なまでの憧れだと分析。ちなみに、2014年には英紙「Evening Standard」が、切り裂きジャックの正体が判明したと主張し、顔写真を添えた記事を公開しているが真相は今も闇の中である。
参考:「LISTVERSE」、ほか
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