ロボットとのセックスは不倫か、最新調査結果が興味深すぎる! “マグロ”タイプのSEXロボ普及で風俗産業が劇的変化!?
■ロボットの最初の社会的活躍はアダルト産業?
すでに8割の人々がロボットに危害を加えることは倫理面で問題があると意識しているのに対し、回答者の40%はロボットとのセックスは不倫や浮気ではないと考えているというのは少し矛盾しているようで興味深い点かもしれない。これは人間にとってロボットが“偶像化”できる対象であり得るということなのだろうか。
実は今回の調査の背景には、セックスロボット風俗店を運営する Lumidolls社がイギリスでの開業を計画している事情もあるということだ。つまりセックスロボットとの性行為に後ろめたさを感じない人がある程度いるのなら、その地域でのセックスロボット風俗店の運営が成立する可能性があることになる。
「現在のロボット技術とAIの能力は『ウエストワールド』の世界にはまだまだ遠く及びませんが、アダルトなエンターテインメント産業ではすでに人形が使われていて、今後すぐにロボットが使われることが見込めます」と英・シェフィールド大学のノエル・シャーキィー教授は語る。そして今後10年をかけてロボット使用の倫理的な境界線について社会的合意を形成することで、ロボットの存在を前提とした社会の実現の準備が整うということだ。
こうしたロボット風俗店の登場はむしろ現在の性風俗産業にとっても好ましい変化をもたらすものになると指摘しているのは同ポーツマス大学のターディー・バーバー氏だ。
「セックスロボット風俗店が今後増えていくのは驚くべきことではありません。多額のコストをかけずに性行為をマネタイズする簡単な方法であり、現在の性産業従事者を“セックスエンターテインメントの技術者”に変えるものにもなります」(ターディー・バーバー氏)
いわゆる一方的に客が性欲を発散させるタイプの風俗(つまり“マグロ”タイプ)がセックスロボットに代替されることによって、性産業従事者にはより多くの技術や高度な接客スキルが求められるものの職業的な価値は高まるとも見込まれるのだ。
「ヨーロッパで2番目のセックスロボット風俗店の開設に向けて、イギリスの投資家を探しています。私たちは現在、経営拡大のプロセスにあり他の国々でもフランチャイズを探し求めています。興味を持たれた方は私たちに連絡してください」とLumidolls社の代表は英紙「Daily Star」に話している。
AI搭載ロボットが最初に社会的な活躍を見せるのはアダルト産業かもしれないというのはなかなか複雑な思いもするが(!?)、いずれにしてもロボットと共に暮らす時代はすぐそこまで来ているということだろう。ロボットの使用に関する安全面や倫理面での法整備が急がれていることは確かだ。
参考:「Daily Mail」、「Daily Star」、ほか
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