「サクランボの種2個」で死に至る!? 食べ過ぎると死ぬ可能性がある“身近な食品9”を紹介した動画が怖すぎる!
■「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
また、フルーツが健康に良いからといって、オレンジを食べ過ぎればビタミンC過多、バナナ480本となればカリウム過剰症で、重度の場合、心臓が止まることすらある。
その他、ナツメグに含まれる精神活性物質ミリスチシンは、多量に摂取すれば幻覚症状が出ることで知られているが、トリップしようとしてもその前に痙攣や動悸を引き起こし、命を落とすこともあるという。軽い気持ちで手を出すには危険すぎるシロモノといえよう。
意外なのが、サクランボの種。アミグダリンという有毒物質を含んでおり、消化器官で分解されると微量の青酸を発生させるそうだが、通常であれば人間の致死量には至らない。ただし、種をすりつぶして飲み込んだ場合はかなり危険ということだろう。トカナで人気の毒連載を執筆中のヘルドクター・クラレ先生に編集部が話を聞いた。
クラレ先生「たしかに、サクランボなどバラ科の植物の種の中には“青酸配糖体”が入っていることがあり、腸内で青酸が発生して中毒を引き起こす場合があります。2個すり潰して食べただけで死ぬことはまずないでしょうが、かなり痛い腹痛が襲うこともありますので、食べない方がよいに越したことはありません。“青梅を食べると死ぬ”という話と同じですね」
やはり、サクランボの種には気をつけた方がいいようだ。“身体に良い食べ物”といわれると、罪悪感なしで口にしてしまうことがある。しかもおいしくて低カロリー、話題の食材だったりすると、つい調子に乗ってやめられなくなってしまう。だが、どんな食べ物でも食べ過ぎれば毒になる。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」、何事もほどほどが一番なのだ。
参考:「Daily Mail」、ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊「サクランボの種2個」で死に至る!? 食べ過ぎると死ぬ可能性がある“身近な食品9”を紹介した動画が怖すぎる!のページです。水、健康、食品、コーヒー、果物、佐藤Kay、致死量などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで