ついに“光を音に変える”新技術が爆誕! 超高速光コンピュータに向けて技術的大ブレークスルー(最新研究)

 光ファイバー網の普及によってデータが光速でやり取りされるようになっても、そのデータを扱うマイクロチップの処理速度が遅くては、せっかくの高速通信も宝の持ち腐れだ。だがつい先日、次世代の超高速コンピュータを実現させるかもしれない新技術が開発された。それはなんと、「光を音に変える」奇妙な技術だという。論文は今月18日にオンラインジャーナル「Nature Communications」に掲載され、話題を呼んでいる。

ついに光を音に変える新技術が爆誕! 超高速光コンピュータに向けて技術的大ブレークスルー(最新研究)の画像1画像は「Nature Communications」より引用

■光を音に変える理由とは

 光を音に変える新技術を発表したのは、オーストラリア・シドニー大学のナノテクノロジー開発拠点(AINST)の研究チームだ。量子力学を応用する光コンピュータは、現在の電子工学を基にしたコンピュータに比べ、超高速でしかも低電力という夢の技術であるが、その実現には多くの課題が存在する。そのうちの一つが、データを担う光子の速さだった。光子はマイクロチップ上を光速で移動するが、現在の技術では速すぎて処理が困難なのだ。研究チームはこの課題をクリアするため、光を音にして速さを遅くするという奇策に打って出たのである。

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