名越啓介写真集『Familia 保見団地』(世界文化社)より
――保見団地の部屋は簡単に借りれるんですか?
名越「ネットで調べたら、保見団地をすぐに見つけて、安かったから即決でした。日本人が住んでいる地区に住みましたが、全体で日本人は6割、外国人4割くらい。家賃が安いところに外国人がかたまっています」
名越啓介氏/撮影・ケロッピー前田
――住民の人たちとはどんな風に関係を?
名越「コミュニテイの人たちと関係を作っていくやり方はいつもと同じ。みんなの溜まり場を見つけて、そこに通い詰めていく。いろんな人種が混じっているから上下関係はなく、話しやすい奴から知り合いになりました」