【ノーベル賞】LIGO、“パラレルワールドの探索”を開始か
重力波のLIGO、“パラレルワールドの探索”を2018年に正式開始か! “余剰次元”がガチ発見される!?
2017年のノーベル物理学賞は、「重力波」の検出に世界で初めて成功した米国の3氏、レイナー・ワイス名誉教授(MIT)、バリー・バリッシュ名誉教授(カリフォルニア工科大学)、キップ・ソーン名誉教授(カリフォルニア工科大学)が受賞した。
受賞理由に、「LIGO(ライゴ)検出器および重力波の観測への決定的な貢献」とあるように、重力波検出器LIGOの存在なくして、ノーベル賞受賞はなかったと言えるだろう。そこで今回は、3氏にノーベル賞をもたらしたLIGOの軌跡をあらためて振り返ってみたい。重力波初観測を報じた2016年の記事と、最新LIGO情報をここに再掲する。
////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
もはやパラレルワールドの存在は自明のことになったのかもしれない。重力波の研究を通じて、科学者たちが本腰を入れて余剰次元と平行宇宙の発見に乗り出したのだ。
■重力波の微弱さのミステリー
2015年9月にアメリカの重力波検出器LIGOによって“重力波”が初めて観測された(発表は2016年2月)。重力波とは宇宙で発生している時空の“歪み”、あるいは“波紋”のようなものであると説明されている。その後も観測の成功が続き、100年も前にアインシュタインがその存在を理論上から指摘していた重力波は今や実際に確かめられるものになったのだ。
しかしながら科学者たちにとってなんとなく釈然としないのはこの重力波の微弱さである。初めて観測された重力波は太陽の20倍以上の質量をもつ2つのブラックホールが衝突したときに発生したものであると考えられているが、そのような壮大なスケールの出来事で発生したものであるにもかかわらず、重力波はこれまで観測できなかったほど微弱な存在なのだ。

重力波はどうしてこれほどまでに微弱なのか? そこで興味深い仮説が浮上してくることになる。重力波は3次元の宇宙空間に満ちると同時に、ほかのすべての次元へも波及していて、その力が分散吸収されているが故に微弱化しているのではないかというのだ。
現代物理学の世界では相性が悪い標準的な重力理論と量子論を統合する試みが何度も行われているが、重力波の詳細な観測によってもし余剰次元が発見されてそのメカニズムが解明できれば、一般的物理学と量子論を結びつける有力な手がかりになると共に、なぜ、宇宙の膨張が加速しているのかについての説明も可能になるという。
関連記事
人気連載
爆弾魔「ユナボマー」と交流した日本人学者の考察 IQ167の天才が送った「異常な手紙」とは?
19時から放送される「世界の何だコレ⁉︎ミステリー」(フジテレビ系)では、FBI...
2023.03.15 10:45事件妊娠するラブドールに死体絵画… 芸術家が集まる別府の特異性とは? 驚異の陳列室「書肆ゲンシシャ」が所蔵する奇妙な本
――【連載】驚異の陳列室「書肆ゲンシシャ」が所蔵する想像を超えたコレクションを徹...
2023.02.12 14:00ARTの連載『クレイジージャーニー』出演ケロッピー前田、世界のカウンターカルチャーを追い続ける男の謎に迫る!
今夜21時からの「クレイジージャーニー」(TBS系列)は放送200回突破記念!少...
2023.01.30 17:00海外の連載Amazonでは絶対に買えない「量子波シャワー&クリーム」がすごい! 現代科学で解明できない“量子波エネルギー”の真実を解説!
不思議ジャーナリスト・広瀬学が渋谷クロスFMのラジオ番組のレギュラー出演者にな...
2023.09.20 11:00スピリチュアル重力波のLIGO、“パラレルワールドの探索”を2018年に正式開始か! “余剰次元”がガチ発見される!?のページです。物理学、ブラックホール、ノーベル賞、アルベルト・アインシュタイン、重力波などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで