人は死の瞬間に“自分が死んだ事実”を認識することが研究で判明! 「医者の死亡宣告も聞いた」遺体には意識が宿り続けている

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 映画『フラットライナーズ』では、医大生らが自ら臨死体験をするために、人工的に心臓を停止し、1分後に蘇生するという危険な実験が描かれていたが、この度、映画顔負けの医学的事実が明らかになったとのニュースが飛び込んできた。なんと、死後にも意識は継続し、自分の死さえも経験することが最新の医学研究で判明したというのだ!


■臨死体験者「医者の死亡宣告を聞いた」

人は死の瞬間に自分が死んだ事実を認識することが研究で判明! 「医者の死亡宣告も聞いた」遺体には意識が宿り続けているの画像2画像は「Live Science」より引用

 英紙「The Independent」(19日付)などによると、米・ニューヨーク大学のサム・パーニア医師らが、心臓発作を起こし、後に蘇生した人々の膨大なデータを分析した結果、複数の患者が心臓発作により心肺が停止した後も完全な意識を保ち、周囲の状況や会話、医師の死亡宣告まではっきりと聞いていたという。これは決して患者の幻覚ではなく、現場に居合わせた医師や看護士も認めるほど正確だったそうだ。

「我々は、人間の精神と意識を死のコンテクストにおいて研究することで、死後に意識が消滅するのか、継続するのか、実際に脳の中で起こっていることとどのように関係しているのか知りたいのです」(パーニア医師)

 心臓が停止すれば、全身への血液供給が滞り、脳も即座に活動を停止するといわれているが、どうして彼らは意識を保っていたのだろうか? パーニア医師によると、実際には意識を司る大脳皮質が活動を停止するまでには、心臓の停止から2秒~20秒ほどの猶予があり、その間の出来事は意識がハッキリと知覚しているというのだ。

 さらに、患者に電気ショックを与えると、たとえ患者が蘇生しなくても、必要量の15%程度の血液が脳に送られ、脳細胞の死滅を遅らせることができるという。そして、脳細胞が死滅するには数時間を要するとのことだ。

 かつてトカナでは、亡くなった人の脳は、深い眠りについている人の脳と変わらない状態だったという研究を報じたが、もしかしたら、完全に肉体が朽ちるまで潜在的な意識のようなものは残り続けるのかもしれない。これは、臓器移植にとってかなり厄介な問題となってくるだろう。

 死後にも意識が残るとは何とも恐ろしいことかもしれないが、臨死体験をした患者の多くにはポジティブな変化が見られるそうだ。

「臨死体験をした人々は、良い意味で変わることがあります。死と向き合ったことで、利他的になり、他者をよく助けるようになったり、人生に新しい意味を持ったりすることがよくあります」(同)

 オカルトとしてあまり気に掛けられることのない臨死体験に本格的にサイエンスのメスが入れられたとも言える今回の研究。今後さらに続く研究でどんな驚きの発見がもたらされるのか期待したい。


参考:「Live Science」、「The Independent」、ほか

文=編集部

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