学校いじめ問題がなくならない原因は日教組!? 「いじめゼロを目指す」団体の東京代表がウラを完全暴露、壮絶エピソードも多数(インタビュー)
――筆者は魔女ですが、たしかに人間の邪念が真っ黒いオーラやオーブなどの“影”として現れることはありますね。最後に、読者に対してメッセージをお願いします。
栗岡 教育現場では数々の悲しいいじめ事件が起きていますが、一方で教育には人間を変える大きな力があります。それは、学校への信頼と人格者の教師、伸びていくことを喜びとする生徒によってもたらされます。アメリカ・中国・韓国と比べて、現在の日本の子どもたちには夢もなく、なにより自分に自信がありません。それがいじめの要因にもなるのです。
こんなに夢がない社会になってしまったのは、きっと、大人の社会が“嘘だらけ”だからではないかと思います。私は、いじめ問題への対処はもちろんのこと、大人の社会が良い方向に変わり、子どもたちが生きやすい社会になるよう、今後も活動を続けます。一緒に頑張りましょう。
――ありがとうございました!
現在、文科省は「いじめ防止対策推進法」の他にも、各学校に積極的にカウンセラーを導入したり、校長を教育委員会とは無縁の民間から公募するなど、さまざまな試みを行っている。しかし、それでもいじめはなくならない。やはり、監督者である教師がいかに早期にいじめを発見できるかが重要だろう。
栗岡氏が提案するように、教師にも罰則規定を設けることも一案だが、そもそも多忙な教師の負担を減らして、しっかりと生徒一人ひとりを見守ることができる余裕のある体制づくりなど、課題は山積している。国が時代にあったベストな方針を提示し、子どもたちが自ら命を絶つような事態がなくなることを願ってやまない。
栗岡まゆみ
一般財団法人「いじめから子供を守ろう! ネットワーク」東京代表。著書『いじめゼロを目指して』(文芸社)好評発売中!
https://www.ijimezero-mayumi.org/
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2024.10.02 20:00心霊学校いじめ問題がなくならない原因は日教組!? 「いじめゼロを目指す」団体の東京代表がウラを完全暴露、壮絶エピソードも多数(インタビュー)のページです。教育、自殺、人権、いじめ、校長、学校、教育委員会、日教組、栗岡まゆみ、登校拒否などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで