学校いじめ問題がなくならない原因は日教組!? 「いじめゼロを目指す」団体の東京代表がウラを完全暴露、壮絶エピソードも多数(インタビュー)

■問題の背後に、大人側の保身
――いじめ問題に解決の糸口はあるのでしょうか?
栗岡 いじめは、責任感と倫理観を持った教師や学校なら、3日で解決しますよ。事態が早期発見され、担任から校長に、校長から教育委員会へと報告する。そして、被害事実をもとに、加害者が被害者に心からの謝罪と反省を示し、また保護者にも報告をするという正当な手順を踏む。さらに席替えやクラス替えをして、事後フォローも欠かさなければ再発防止にもなります。まさに、この手順が疎かにされているケースがあるからこそ、虐め問題が無くならないのです。
これまで私は、数多くの先生方にお会いしてきました。ほとんどの先生方は教師という聖職に対する責任感と倫理観を具えた素晴らしい方々なのですが、残念なことに、中にはひどい先生もいますね。先ほどの大津の事件なんて、被害者にカエルやハエの死骸を無理やり食べさせたり、裸の写真を撮ったり、口に粘着テープを貼ったり……と恐ろしいいじめに教師も加担していたのです。それを周囲は知っていて、いじめがあることを先生に訴えた女子生徒は「君が我慢すればうまくまとまる」と言われていたんです。
――教師が子供の安全より身の保身を優先したということですね?
栗岡 そうですね。教師も出世ができなくなること、学校側も評判が落ちることを恐れて隠蔽するんです。ほかにもいじめ問題が隠蔽されてしまう背景には、教育委員会が学校を擁護しているという問題もあります。
大津の事件も加害者は家庭裁判所に送られましたが、当時の校長は減給10分の1で、依願退職。教師も、減給10分の1で休職後に復帰して、現在も教壇に立っています。しかも、遺族には謝罪もなく、事実さえ認めていません。一般的に、校長にとって次の出世コースは教育委員会となりますが、教育委員会と学校の関係は馴れ合いで、癒着しています。
――まるで、官僚の天下りですね! いじめ自殺があった大津でも同様の事例が起きているようです。それにしても、子どもの命より出世とは本当にひどい話ですね。
■現行の法律ではまだまだ不十分!
――2013年に「いじめ防止対策推進法」が制定されて、変化の兆しはありますか?

栗岡 いいえ。法律が制定されても、いじめはまったく絶えません。2015年に岩手県矢巾町でもいじめによる自殺がありました。被害者の子どもは、教師に見せる「生活ノート」で悪質ないじめで追い詰められていることを告白していたのですが、教師はそれを完全無視、それどころか「明日からの修学旅行楽しみにしようね」と返答していたのです。その子は翌朝、親に「パパ、おはよう」と言って、その直後、列車に飛び込んで自殺したのです。
現在の「いじめ防止対策推進法」には、教師に対する罰則規定がないんですよ。法改正に際して、私たちも署名や陳情活動をして、処罰の必要性を訴えました。けれど、法律にそれが盛り込まれることはありませんでした。反対の影には、日教組勢力もいたのではないかと思います。2009年には、兵庫県西宮市教組の会報「西教組ニュース」で、「ここ数年、教頭の人事は日教組が推薦している」という教育現場との癒着を思わせる記述の内部告発もありました。
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2024.10.02 20:00心霊学校いじめ問題がなくならない原因は日教組!? 「いじめゼロを目指す」団体の東京代表がウラを完全暴露、壮絶エピソードも多数(インタビュー)のページです。教育、自殺、人権、いじめ、校長、学校、教育委員会、日教組、栗岡まゆみ、登校拒否などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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