史上最高・最美麗のUFO写真はコレだ! 政治家もUFO目撃…フロリダ州の「ガルフブリーズ 事件」が謎すぎる!
■史上最も美しいUFO“フェイク”写真
多くの人々がUFOの目撃を報告する一方で、このUFO騒動はウォルターズ氏がでっち上げた“愉快犯”であると考える人もまた多かった。
事件から丸2年が過ぎた1990年、ウォルターズ氏は引っ越しておりこのガルフブリーズの地を離れている。ガルフブリーズUFO事件の“発祥の地”であるウォルターズ氏が住んでいた屋敷はほかの人の手に渡ったのだが、新たな屋敷のオーナーが屋根裏部屋から“空飛ぶ円盤”の模型を発見したとして現物を公開。模型は建築作業で用いられる発泡プラスチックやダンボール、パイ皿などを使って工夫を凝らして製作されたものであった。
メディアが紹介したこの空飛ぶ円盤の模型もまた世間を騒がせ、ガルフブリーズUFO事件はやはりでっち上げであったのかという声が支配的になってきたというが、ウォルターズ氏は「私を陥れるための策略だ」として反論。確かにもしでっち上げだとするならば、このような“貴重品”を引越しの際に忘れるとは通常なら考え難い。
それでも“でっち上げ派”の声は収まる気配を見せず、ガルフブリーズUFO事件を調査していた地元紙「Pensacola News Journal」の記者、クレイグ・マイヤーズ氏はこの模型を借りてウォルターズ氏のUFO写真を再現したのだ。この写真を見た多くの人が“でっち上げ説”に転向したようである。
■地元市議会議員もUFOを目撃して撮影
しかしそれでもウォルターズ氏を支持する人々も決して少なくない。物理学者でUFO研究家であるブルース・マッカビー博士は以前からこの地のUFO目撃情報について何度も言及しており、ウォルターズ氏の写真も本物であると表明している。このUFO模型のほうこそがでっち上げであると主張しているのだ。
「この地でUFOを目撃した地元の政治家もいます。考慮に値するきわめて多くのUFO目撃報告があるのです。(でっち上げ派は)まさかガルフブリーズとペンサコーラの住民による大規模な共謀があるとでも言うのでしょうか」(ブルース・マッカビー博士)
マッカビー博士によれば仮にウォルターズの写真を否定したとしても、この湾岸地域でUFOを見たと主張している証人があまりに多く、それらのすべてを無視できるわけがないということである。ちなみにUFOを目撃した政治家というのは、当時市議会議員であったブレンダ・ポラック氏で、1990年2月20日にガルフブリーズ統一メソジスト教会の近くの夜空に赤色に輝く飛行物体を目撃し運良くカメラで撮影することに成功している。
いすれにしてもガルフブリーズはUFO目撃情報の“ホットスポット”であることは間違いなさそうだ。海岸沿いの公園・ショアラインパークでは定期的に有志が集まりUFO観測会が開かれているという。そして今後、第2のガルフブリーズUFO事件が勃発する可能性も十分ありそうだ。
参考:「Express」、「Pensacola News Journal」ほか
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2024.10.02 20:00心霊史上最高・最美麗のUFO写真はコレだ! 政治家もUFO目撃…フロリダ州の「ガルフブリーズ 事件」が謎すぎる!のページです。UFO、仲田しんじ、MUFON、ガルフブリーズUFO事件などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで