セックスのサインは万国共通!「黒人から白人まで全人種を味わえた」90年代キューバ“売春天国”の実態をレポート
当時、欧米からの観光客の姿は少なかった。街を歩いていても滅多に会うことはなかったという。そんなことから、売春をしている女の子たちは、地元の男性を相手にしていた。その中には、幼い顔をしている少女の姿も見られた。キューバ政府は、観光事業に目をつけ始めていたが、それは、まだまだ現実味のない話だったという。スペインなどの企業との合資によって、豪華なリゾート・ホテルを建てようとしていた話が上がっていたくらいだった。
「キューバという国は、『多民族国家』と言ってもいいんだよね。本当に様々な肌をした人たちがいる。その中には、真っ黒の黒人もいれば、肌が白い人もいる。混血系住民が5割。ヨーロッパ系住民が2.5割。そして、アフリカ系住民が2.5割くらいだね。我々からすると、混血系住民が、50パーセントというのは喜ばしい限りだよね、もう。肌の色による『味覚』も味わえるしね。今日は、混血系。明日は、ヨーロッパ系。明後日は、アフリカ系といったチョイスができるんだよね(笑) もちろん、スタイルのいいコばっかりだよ!相場は、50~100ドルくらいで、そのときの雰囲気で決まっていたね」(同)
そんな「買春天国」のキューバだったが、注意しなければいけないこともあったという。当時、キューバの人たちは、外国人と一緒に歩くことができなかったのだ。これは、ごく一時的なものだったようだが、犯罪を防止することを目的としていたものと考えられる。このような決まりのある国は珍しく、交差点には警察官が立っていて、外国人と話をしているだけで注意をしに来ていた。
「女の子と街を歩くことはできなかったけど、売春宿の雰囲気は良かったね。2階に上がると、数人の女の子が客待ちをしているんだよ。女の子の部屋でヤルんだけど、2~3年干していないと思われるような布団が置いてあったし、ガラガラと音を立てて回る扇風機があったりしたんだよ。今では、考えられないことだよね。天井の蛍光灯を消して、布団の近くにある電灯のスイッチを入れると、部屋全体が赤い色の照明で照らされるんだ。怪しげなちょんの間に来たことを再認識させられたよ」(同)
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