エイリアン信号「光速電波バースト(FRB)」の謎、ついに解明!? 30億光年彼方で起きていたスリリングな事態とは?
この広大な宇宙の中で、毎日5000~1万回も謎の“閃光”が発生しているのをご存じだろうか。それは発生のメカニズムがいまだに解明できていない高速電波バースト(FRB)と呼ばれる光だ。
■宇宙空間の謎の閃光「高速電波バースト」とは
近代天文学の歴史は長いが、ほんの10年前に発見されたばかりの怪現象が「高速電波バースト(Fast Radio Burst、FRB)」という、この大宇宙で頻繁に発生している謎の“閃光”だ。
高速電波バーストは数十億光年というとてつもない遠方の他の銀河から届いている閃光であることが算出され、どういうわけが我々の天の川銀河内では発生していないことも浮き彫りになった。そして詳細に分析してみると全天で1日に5000~1万回も発生しているというから驚きだ。

2007年の発見以来、専門家たちは高速電波バーストの発生源と発生のメカニズムの解明に取り組み、いくつかの有力な説明も提示されることになったが、いまだに決定的な仮説は登場しておらず論争が続いている。

それでも、この間にひとつの大きな前進があった。複数の最新型望遠鏡を使って高速電波バーストを繰り返し発生する「FRB 121102」という天体を特定できたのだ。FRB 121102は地球から30億光年の彼方にあり、定期的に高速電波バーストを放出していることが確認されたのである。
米・コーネル大学の研究チームが突き止めたFRB 121102だが、高速電波バーストの発生のメカニズムについては決め手となるような解釈が伴うことはなかった。しかし先日、説得力を持つモデルとなり得る新説が登場している。
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2024.10.02 20:00心霊エイリアン信号「光速電波バースト(FRB)」の謎、ついに解明!? 30億光年彼方で起きていたスリリングな事態とは?のページです。仲田しんじ、ブラックホール、高速電波バースト、星雲、FRB、FRB 121102、超新星残骸などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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