「臓器摘出農場」から内臓の“持ち去り”まで…! 本当にあった臓器売買にまつわる恐怖エピソード5選
私たちが生きていくには臓器の働きが欠かせないことから、移植手術のための臓器のニーズは常に一定数以上存在し、しばしば闇市場で高額取り引きされることもあるようだ。今回は、実際に起きたといわれている臓器売買にまつわる恐怖エピソードを5つ厳選してご紹介しよう。
■モザンビーク・リング
2004年、アフリカ南東部モザンビークを訪れたブラジル人修道女は、巨大な人身売買ネットワーク“モザンビーク・リング”の存在に気づいたという。彼女は、すぐさまその情報を世界に発信、人身売買ネットワークから脱出した人から「臓器を抜かれて殺害された子どもがいる」という話を聞いたと主張した。とある子どもの死体は、なんと黒魔術のために生殖器も取り除かれていたらしく、人身売買の残忍性を訴えた。
しかし、この情報を公開した直後、修道女は絞殺死体となって発見されてしまう。修道女仲間は、殺された修道女が殺害予告を受けていたと明かす。事件を受けてモザンビーク当局は人身売買ネットワークについて調査を開始したが、「証拠は見つけられなかった」と結論している。殺された修道女の仲間は、政府が人身売買を隠蔽したと考えており、2016年に再捜査を求めたが、未だに実現されていない。
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