電子タバコを吸う若者の体内から大量の有害物質が検出される! 紙巻きとは異なる新たな“発がんリスク”も明確に
■フルーツ味の電子たばこに高いアクリロニトリル濃度
ちなみに、電子たばこが人気の理由は健康サポートという側面だけではなく、電子たばこ独特の「味」にもあるという。普通のたばこでは再現できないフレーバーを電子たばこなら付けることが可能になり、その結果、フルーツ味も開発された。
これが若者の間で人気商品となり、多くの若者がフルーツ味の電子たばこを好んで吸うようになったが、これこそがもう一つの発がんリスクであるという。どういうことか?
実は今回の検査において、電子たばこの中でもどの味を普段よく吸うのか、事前に治験者に聴取していた。その結果、今までフルーツ味を吸っていた治験者たちのアクリロニトリル濃度は、メンソールなどの定番フレーバー愛煙者たちから検出された濃度よりも、一層高い結果となった。電子たばこ愛煙家の55%がフルーツ味を選択していることから、「電子たばこの安心感と誘惑が招いた健康被害」とも言えるだろう。
電子たばこと発がんリスクの関係を調べる研究は過去にも何度かされてきたが、10代にターゲットを絞って行われたのは今回が初めてという。電子であろうと、たばこであることに変わりはない。どうしても電子たばこを嗜むのなら、せめてフレーバーや吸う回数を十分に考慮したいところだ。
参考:「ABC News」、ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊電子タバコを吸う若者の体内から大量の有害物質が検出される! 紙巻きとは異なる新たな“発がんリスク”も明確にのページです。タバコ、リスク、喫煙、電子タバコ、発がん性物質、鮎沢明、煙草、若年層、フレーバーなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
科学最新記事
人気記事ランキング05:35更新
- ・「氷山の女王」が南大西洋の孤島に接近…生態系に危機?
- ・植毛手術を受けた男性の頭がヤバすぎる…まるでエイリアン
- ・火星に“液体の水”が存在した証拠を発見! キュリオシティが古代の波紋を捉える
- ・【ちょっと閲覧注意】体内に「石灰化したサナダムシの卵」数百個
- ・身長229センチ体重約600キロ!巨漢ミルズ・ダーデンの生涯
- ・壊滅的原発事故で出現した“地球上で最も危険な物体”「ゾウの足」
- ・片手が勝手に動く「エイリアンハンド症候群」が怖すぎる
- ・最恐の未踏峰「カイラス山」の謎! 時の流れと人体に異変?
- ・アメリカが自国民に対して行った恐怖の「生物兵器実験」4つ!
- ・「人間が感じる最も激しい痛み」はアレだった! 男女を超えた共通の苦痛