行くと死ぬ「ガイオラ島」、地球最後の秘境「センチネル島」… 命が危険に晒される恐ろしい島5選！

2018.04.25 18:00 文＝山下史郎

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■ガイオラ島

画像は、「AMUSING PLANET」より

　イタリア・ナポリにある「ガイオラ島」は、所持者を死に招く“呪われた島”として有名。1920年代、島を所有していたスイス人のハンス・ブラウンは敷物で覆われた状態の遺体で、彼の妻は溺死した状態で見つかった。さらに、そのあとの所有者であるオットー・グランバックは心臓発作で死亡している。

　その後、この島を所有した人は自殺したり、破産に追い込まれたり、息子が自殺してしまったり、孫が誘拐されるなど散々な目に。やがて島の最後の所有者が負債のために刑務所へ送還され、この島は地方当局の所有物になった。しかし、ガイオラ島の反対側に別荘を持つ夫婦が2009年に殺害されたことで、島の呪いが再び話題に。現在は観光地になっているガイオラ島だが、呪いを恐れる人も多い。

行くと死ぬ「ガイオラ島」、地球最後の秘境「センチネル島」… 命が危険に晒される恐ろしい島5選！の画像8

画像は、「Blog di leggendedinapoli」より

■北センチネル島

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画像は、「Real Unexplained Mysteries」より

　インド領アンダマン諸島の中にある「北センチネル島」は、世界で一番訪れるのが困難な島といわれている。その理由は、島に住むセンチネル族がよそ者の上陸を拒むから。先住民たちは、いかなる理由があろうとも侵入者を許さず、矢で威嚇するそうだ。

　センチネル族は数千年間も外部との接触を断っているため、科学技術を持っていないといわれている。2004年に起きたスマトラ島沖地震の際は、救援物資輸送のヘリコプターに矢を放って接触を拒んだ。さらに、2006年には密漁を行っていたインド人2人が寝ている間に北センチネル島へ漂着してしまい、矢で殺害されている。人が殺されたにもかかわらず、この事件は“島が現代社会の一部ではない”として放置されたままだ。