CIA洗脳実験「MKウルトラ」被害者40人がカナダ政府を集団訴訟へ! 通電、LSD大量投与…激ヤバ人体実験の全貌!
「キャメロンは患者が話を聞いていないと分かると、スピーカー内蔵のフットボールヘルメットを患者の頭に装着し、外れないようにロックまでしたのです。これを被らされた患者は気が狂い、頭を壁に打ち付けました。そこでキャメロンは、次に患者をこん睡状態に陥らせ、メッセージが録音されたテープを気が済むまで流し続けたのです」(サラさん)
サラさんによると、ヴェルマさんは「骨が溶けるような感覚になる」ことからLSDの投与を拒否していたそうだが、医師や看護婦らが「あなたは悪い妻だ。悪い母親だ。良くなりたかったら、家族のためにやらなきゃいけない」と叱りつけ、無理やり投与したという。結局、退院までに14回もLSDの大量投与を受けたそうだ。
1992年にもカナダ政府はキャメロン博士の実験により幼児退行した被害者ら77人に7万8千ドルの賠償をしている。しかし、数百人の元患者は実験による影響が認められないとして賠償の対象とならなかった。
今回の訴訟では元患者の家族ら40人が州政府、カナダ政府、マギル大学に対し、賠償と公的な謝罪を要求する予定とのことだ。何の罪もない人々の人生を台無しにしたキャメロン博士の悪行は決して許されるものではない。彼らの失われた人生を取り戻すことはできないが、今後全ての被害者が正当な賠償を受け、CIAが公式に謝罪することを願うばかりだ。
(編集部)
参考:「The Guardian」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊CIA洗脳実験「MKウルトラ」被害者40人がカナダ政府を集団訴訟へ! 通電、LSD大量投与…激ヤバ人体実験の全貌!のページです。訴訟、カナダ、洗脳、CIA、MKウルトラ、ドナルド・キャメロン、マギル大学、賠償などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで