人間はどこまで残虐になれるのか!? ユダヤ、1ドル、浮気… 人間の超意外な本性がわかった「偉大な心理学的発見」トップ10!

5. 米国における殺人事件の3分の1は夫婦の浮気が引き起こしている

 進化論的な観点にたてば、生殖による自身の遺伝子の複製を行う上でも、共通の利益を追求する上でも近親者の存在は重要である。しかし、1982年のマーティン・ダーリーとマーゴ・ウィルソンの研究によると、全米における殺人事件のうち、およそ3分の1が夫婦の不倫による殺人だと分かったのだ。


4. 人は良い香りがする部屋にいるほうが寛大になる

 ケイティー・リジェンキストらによる2010年の研究によると、人は良い香りがする部屋にいるほうが寛大になり、ボランティアに積極的になることが判明した。研究者らは、ガラス掃除用クリーナーWindexをスプレーした部屋と、普通の匂いの部屋を用意。被験者らが、どちらの部屋にいる時に、よりボランティアに積極的になるか実験したところ、清潔な良い香りのする部屋に入った被験者の方が寄付をする傾向が強いことが分かったという。

3. 自分の行動はそれほど正確に把握できていない

 1977年のリチャード・ニスベットとティモシー・ウィルソンの研究は、人々は自分の行動の原因に全く気付いていないことを示したことで有名だ。たとえば、被験者に映画を観てもらい、その映画の感想を尋ねた簡単な実験では、映画鑑賞中に定期的な大音量のノイズを聞いた被験者は、そうでない被験者に対し、映画に対する評価が低かったという。そして、低い評価を下した被験者は、その理由について誰一人としてノイズに言及しなかったのだ。


2. 性格は行動に影響しない

 一般的に、性格(パーソナリティ)は人々の行動の大きな要因を占めていると考えられているが、これに敢然と批判を加えたのが、スタンフォード大学の心理学者ウォルター・ミシェルである。1968年のミッシェルの研究によれば、性格が行動に与える影響は最大でも9%ほどで、多くは環境が行動を決定するという。

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