剛毛ヒューマノイド型UMA「ポンベロ」の凶行に住民恐怖! 酒と煙草を好み、街を徘徊=パラグアイ
イエティやビッグフットなど、毛むくじゃらでサルともヒトともつかない姿をしたUMAは世界中で報告されている。南米パラグアイにも「ポンベロ(Pombéro)」と呼ばれる毛むくじゃらの小人のようなUMAがおり、今なお現地の人々から恐れられているという。
■怪現象に悩まされる町
パラグアイのニュースメディア「Cronica」が4月8日付の記事で報じたところによると、パラグアイ南東部パラグアリ県サンタ・リブラダの住民たちは、夜な夜なやって来る不気味な存在に恐れおののいているという。昼間は閑静な街であるが、夜になると奇妙で断続的な叫び声が反響し、外に誰もいないはずなのに足音やドアなどをひっかく音が聞こえるという。そして、まるで怯える住民たちをあざ笑うかのように、血の気も失せるようなぞっとする笑い声が響き渡るのだという。
「昨晩、寝ていたら突然窓を叩く音が聞こえてきて、私も孫たちも恐怖に震えました。音が鳴り止んだ後、外に出てみましたが誰もいませんでした。ですが、部屋に戻ったらベッドがずぶ濡れになっていたんです。本当に怖かったです」
そう証言するのはサンタ・リブラダに住む73歳の老女だ。彼女とその孫以外にも、木の上に何かがいたがすぐに姿を消したなどの目撃証言が相次いで報告されている。
地元ではこの怪現象を「ポンベロ」の仕業だと考えている。ポンベロはパラグアイやアルゼンチン北東部、ブラジル南部あたりで語り継がれているヒューマノイド型のUMAである。その名は「夜の男」を意味し、森の中に住む毛むくじゃらで手足の短い醜い生物であるとされる。いたずら好きで時々近隣の村を訪れて卵や蜂蜜を盗んだり馬をおどかしたりするという基本的には無害なUMAであるが、時には眠っている女性を襲って強姦することもあるとされる。襲われた女性はポンベロに似た毛むくじゃらの醜い赤ん坊を生むのだという。
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