パパがママで、ママがパパな「ジェンダーフリー家族」の子どもが“中性”になっていた! 性を超越した3人が未来的!
■もうすぐ小学校に入るのだが……
実は、スター君の通う幼稚園では、お人形は女の子のものというルールがある。それ故、他の子どもたちとトラブルになることも。だが、そんなときも、男女が入れ替わった両親は「好きなもので、好きなように遊べばいい」と、息子を諭しているそうだ。
もうすぐ小学校に入るスター君。そうなると、男児用の制服を着なくてはいけないのだが、特別にベストと靴下だけは、お気に入りのピンクを着用することが認められているという。
だが、まったくの手放しで、この革命的子育てを喜んでいいものかどうか。遅かれ早かれ、スター君は異質とみなされ、少なくともからかいの対象になることは予想できよう。なにしろ、ほとんどの子どもたちは、生まれたときに決められた性別で収まりがついているのだから。
この両親は一見、我が子に対して、本人が生まれながらに持っている真のジェンダーへまっすぐ進めるよう、手助けしているように見える。だが、ある種の方向性へ無意識にミスリードしている可能性がゼロとは言い切れない気もする。一番怖いのは、本人がある日「自分は一体どっちなんだ」と、アイデンティティクライシスに陥り、苦しんでしまうことだろう。
いろんな家族のカタチがあって当然だが、あまりに自由すぎるのも考えものだ。
(文=佐藤Kay)
参考:「Disclose.tv」、ほか
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