下半身はないがアクティブな青年がイケメンすぎる! 恋愛したくても“肛門”が問題で… 奇病「仙骨発育不全」との闘い
■人工肛門が異性との交際を心理的に阻んでいる
ここまで説明すると、おそらく多くの読者は「ハンディキャップを持つ人の勇気あふれる感動物語」として理解するだろう。誰しも笑顔の裏にあるものを正確に想像するのは難しいことだ。しかし、こうしてスレることなく健全な心で前向きに成長したバートンさんだからこそ、ある悩みがある。それは「できれば恋がしたかったが、叶わなかった」ということ。
心健やかに育った彼だからこそ、普通に、一人の女性と愛し愛される関係を持ってみたかったという。なぜ叶わなかったのか? 偏見が邪魔しているからか? しかし、どうやらそうではなく、彼の自己分析によると「僕は人工肛門を着けているから」らしい。人工肛門が彼の夢を阻んでいるのだという。
そこで彼は、別の目標を探すことにした。その目標とは、できないことに目を向けるのではなく、これからの出来事を一つ一つ、楽しむ視点を持って取り組んでいくというものだ。
「物事にはいろんな側面があって、輝きを見いだせる面もあるはずだ。だから、前向きに物事を見て、楽しい点を見つけ出していこうと思っている。そうやって生きていきたい」(バートンさん)
視点を変え、前向きに生きる彼の姿勢は、難病患者やそうでない人々も含めたあらゆる人たちが、それぞれの悩みを解決していくためのヒントになりそうだ。そして、彼の姿勢は多くの人たちから共感を得ることだろう。その共感者の中に、彼が諦めてしまった夢を叶えてあげられる女性が現れることを願ってやまない。
参考:「Daily Mail」、ほか
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