下半身はないがアクティブな青年がイケメンすぎる! 恋愛したくても“肛門”が問題で… 奇病「仙骨発育不全」との闘い
2万5000人に1人という極めて稀な確率で発症する難病、仙骨発育不全。いわゆる下半身の脊髄形成障害だ。アラバマ州に住むバートンさん(30歳)もこの難病患者の一人。一人の男性として愛し愛されることを望んできたが、難病のせいでなかなか叶えられないという。
■3歳で両足切断を強いられる
生まれたころのバートンさんには、両足があった。写真を見る限り、いかにも可愛らしいアメリカ人の男の子だ。しかし、生まれつきの難病、仙骨発育不全であることがわかり、3歳になるとついに両足切断を強いられた。
その後、学校に通う年齢になるとクラスで容赦ないいじめに遭った。多種多様な人種の容認を目指してきたアメリカといえども、見るからにわかりやすい身体障害を抱えている彼に向けられる視線は、かなり厳しいものだった。しかし、彼は腕と肘を鍛える訓練を自らに課し、できるだけみんなと同じ生活を心がけ、笑顔を絶やさぬよう努めた。
車椅子をなるべく使わず、手と肘で好きな場所に移動した。テーブルの上や、キッチンの隅々なども、彼なら縦横無尽にスイスイと行ける。
足が無くともスケートボードで移動すれば、風を感じながらスピーディーに動ける。何より、これは遊びとしても楽しい。スケートボードでの移動はバートンさんを笑顔にした。笑顔で遊びに講じるバートンさんは、なかなかのイケメンでもある。
前向きに命を輝かせるバートンさんは、やがてテニスに興味を持つようになるが、こればかりは車椅子を使わずにプレーできない。そのため、車椅子に乗る決心をした。そして、自在に操るようになり見事なラリーを見せてくれる。もう、どう見ても青空が似合う爽やかなテニス青年だろう。
さらに大人になると、自動車免許の取得にも挑戦し、運転するようになった。ガソリンスタンドでの給油も、彼自身がやっているのだ。勇敢で不屈のチャレンジャーというべきだろう。
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