【未解決事件】80年不明の「マジョリー失踪事件」が激ヤバ!4歳の赤毛少女が忽然と消えた…!? 看護師の告白、謎の山男、古い鉱山…
■謎と推測
捜索中は、さまざまな情報が錯綜した。森の中で新しく掘られた穴が見つかり人々は色めき立ったが、それは密造されたワインの樽を隠す穴だった。またレースの切れ端が発見されたが、マージョリーが姿を消した時に着ていた服にはレースは付いていなかった。
マージョリーが居なくなった時を同じくして、その年頃の泣いている女の子を連れた男がモーテルに宿泊したという目撃者もいたが、その後身元は判明し、関係のない親子連れだった。女の子は男の8歳になる娘で、マージョリーではなかった。また、マージョリーが居なくなった時刻に、2台の自動車がピクニック場周辺を走っていた事も報告されたが、当局は車を特定、どちらも彼女の事件に関与していなかった。
■推測1:看護婦の告白
しかし、ブラッドフォードに住む作家で言語学教授のハロルド・トマスは、謎の答えを知っていると考えている。
1998年にインターネットが一般に普及し始めたころ、トマスはマージョリーの情報に1万ドルの賞金をかけ、その当時65歳になったマージョリーの姉ドロシアの写真も添付した。1人の女性が、フロリダで共に働いていた看護師が、ドロシアにそっくりだと連絡してきた。トマスはフロリダまでその女性看護師に会いに行ったが、彼女は自分はマージョリーではないと否定した。
しかし2005年になって、その看護師女性からトマスに再び連絡があった。彼女は仕事を辞め、故郷ノースカロライナ州の農場に戻っていた。そして彼女は、母親から聞いた話をトマスに語った。
彼女の父親は、冬季だけブラッドフォードにある精錬所で働き、春には自分の農場で農作業をするためにノースカロライナに戻る暮らしをしていた。
1938年の母の日、故郷へ車を走らせていたその時、父親はアレゲーニーの森付近で女の子をはねてしまった。女の子の周りには誰もおらず、焦った父親は近くの町の病院に連れて行こうとしたが、女の子が死んだと思い恐怖を感じた。しかし途中で女の子は目を覚まし、つい最近、自分の子どもを亡くしたばかりだった彼は、マージョリーを連れ帰り、農場で育てることにした。
その数年後、父親は第二次世界大戦で片腕を失い、彼は妻に、これは自分がしたことへの罰かもしれないと語った。その女性看護師には別の家族の記憶があったが、両親はいつもそれを打ち消したという。
話を打ち明ける代わりとして、女性看護師はトマスに、2つの約束をさせた。
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