体に磁石を埋め込んだケロッピー前田が衝撃暴露「“電磁場”を感じる、皮膚下の磁石がブルブル振動する」! AIとボディハッキングも!
――ボディハッキングの国際会議のあとには、ピッツバーグやバンクーバーにも行かれてますね。
ケロッピー 「ピッツバーグでは、ボディハッキングの最重要人物ティム・キャノンの実験室に行きました。2013年、彼は体温などの身体情報を体外に送信する機器『サーカディア』を開発し、自らの身体に埋め込んだんです。もちろん、ペースメーカーなどの医療機器が実用化されているけど、医療目的以外の埋め込み機器を開発したことが画期的だったですよ。『サーカディア』は実験用だったので、90日間で取り出されちゃったけど」
――「サーカディア」は充電もできるんですね。じゃあ、ずっと入れっぱなしでいいじゃないですか?
ケロッピー 「充電できるようにするためには、充電用バッテリーも必要で、埋め込む機器自体が大きくなったんです。2015年にはLEDで発光する埋め込み機器『ノーススター』を開発して、再び大きな話題となりました。そのときは、約20名ほどが『ノーススター』の実験に参加しています」
――皮膚の下で光るやつですよね。あれ、格好いいですよ!
ケロッピー 「『ノーススター』は、磁石を近づけると10秒点灯するようになっていて、反対側の手に磁石が埋め込んであると便利でした。でも、約2年間でバッテリーが切れる設計だったから、もう取り出してしまっている人が多かったですね。ボディハッキングの実践者たちはすぐに試してみるかわりに、取り出してしまうことにも抵抗ないですね」
――ダメだったら外していいって感じ! 遊びっぽい身軽さがいいですね!
ケロッピー 「たとえば、『ノーススター』とか、埋め込んだ機器が光ってどうなるのという意見もあるかもしれないけど、500円玉くらいの大きさの電子機器を2年間埋め込んで特に大きな問題はないということを立証したことが重要なんです。つまり、500円玉くらいの高性能な機器が登場すれば、もう体内に埋め込む技術が完成されているわけだから」
――なるほど! それこそ、DARPAや大きなIT企業が本気になれば、たちどころに作れそうですね!
ケロッピー 「バンクーバーの取材で、『ノースセンス』という方位磁石を装着しているゴールディさんという女性にも会いました。皮膚下に埋め込んだ台座に電子式の方位磁石を装着して、北の方角を向くとその機器自体が振動するようになっています。去年のボディハッキング会議で発表されたもので、ネットでは一時話題になりました。ゴールディさんは、スピリチュアル系ショップを経営していて、日常生活のなかで方位を意識するようになって良かったと語っていました。寝るときも方位を気にしていて、北枕は避けているそうです」
――それこそ、易とかやればいいのに!
ケロッピー 「台座が埋め込まれている装着型だから、別の機器に付け替えればいろいろな利用法もあります。『装着型だからサイボーグじゃない』という批判もありましたけど、それをいい始めたらきりがないし」
Goldi’s North Sense
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2024.10.02 20:00心霊体に磁石を埋め込んだケロッピー前田が衝撃暴露「“電磁場”を感じる、皮膚下の磁石がブルブル振動する」! AIとボディハッキングも!のページです。身体改造、ケロッピー前田、クレイジージャーニー、ボディサスペンションなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで