本当に残酷な世界の「一家殺害・未解決事件」5選! 性器切断、謎の手紙、ショットガンで撃ち抜き、ドラム缶の中から…
日本人の記憶に深く刻み込まれた未解決事件といえば、やはり2000年に発生した世田谷一家殺害事件が挙げられるだろう。しかし、世界ではほかにもさまざまな一家殺害事件が未解決のままとなっている。今回は、いまだ解決していない一家殺人事件の数々をご紹介しよう。
■ボウルズ一家殺人事件
1965年8月、ジェームズ・ボウルズと彼の妻・ダレーネ、2人の息子ボビーとトミーはアメリカ・カリフォルニア州にあるキャビンへと引っ越した。しかし、引っ越し直後からジェームズの母親は息子に何度電話しても連絡が取れくなってしまった。これを心配したジェームズの兄・フロイドは、弟の新居へと向かうことに。
フロイドがキャビンの窓に近づくと、リビングで犬が殺害され、血だまりを作っていた。慌てたフロイドがキャビン内へと押し入ると、ベッドルームでボウルズ一家4人が殺害されていた。ジェームズは床に倒れて血まみれ、ボビーは座ったまま息絶え、ダレーネとトミーの遺体はクローゼットの中にあった。警察が捜査したところ、彼らは全員が22口径の銃で複数回撃たれて死んだことが発覚。近隣の住民は事件当日に「2台の不審な車を見た」と証言したが、現在まで犯人逮捕には至ってない。
■ダーディーン一家殺害事件
1987年11月、キース・ダーディーンの母親から「息子の家に何か起こっていないか確認してほしい」という電話が警察に舞い込んだ。警察が米・イリノイ州にあるキースの家を訪れると、キースの妻ルビーと3歳の息子ピート、そしてルビーのお腹にいたはずの新生児が遺体となって発見された。
警察は、キースが行方不明になっていたことから彼を殺人犯として捜査を開始。しかし、事件発生から2日後、キースの遺体が近くの小麦畑で見つかる。彼の遺体は頭を撃ち抜かれており、性器が切り取られていた。犯人捜査に全力を尽くした警察だったが、解決の糸口は見つからないまま。事件発生から13年後の2000年、連続殺人犯のトミー・リン・セルスが逮捕されると、自分がキース殺害に関与したと証言。しかし、証言には多くの矛盾があり、事件解決につながることはなかった。
■ウルフ一家殺人事件
1920年4月、米・ノースダコタ州にあるウルフ家が営む農場で、隣人によって恐ろしい殺人現場が発見された。農場からはウルフ夫婦と彼らの5人の子ども、そして住み込みで働いていた少年の遺体が見つかった。殺害された家族のほとんどがショットガンによって撃ち抜かれていたが、3歳の娘・ルタだけは棍棒によって撲殺されたことが判明している。
ウルフ家は7人が殺されてしまったが、生後8カ月の娘エマだけは、ベッドでお腹を空かせ泣いているところを発見された。ウルフ一家は地域の人気者であり、葬儀には2,500人が参列。彼らを恨むものはいなかったため、捜査は難航を強いられることになった。現在も未解決のウルフ一家殺人事件は、アメリカで最も残忍な殺人事件として現在まで語り継がれている。
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2024.10.02 20:00心霊本当に残酷な世界の「一家殺害・未解決事件」5選! 性器切断、謎の手紙、ショットガンで撃ち抜き、ドラム缶の中から…のページです。殺人事件、農場、撲殺、山下史郎、刺殺、大量殺人、世田谷一家殺害事件、ドラム缶などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで