「運はずっとは続かない、だから…」プロ麻雀士で俳優の萩原聖人! サイキック芸人キック対談でみせた知られざる素顔とは?
「オカルト好き」という共通点からプライベートでも付き合いのある俳優の萩原聖人とサイキック芸人・キックの対談企画。これまで、萩原が麻雀プロになることを決めた理由や、ドラフト1位で電通のチーム「TEAM RAIDEN/雷電」から指名を受けた優勝賞金5000万円を誇る麻雀プロリーグ戦「M.LEAGUE(Mリーグ)」について語ってきたが、最終回となる第5回では萩原が芸人としてのキックの今後について親身になってアドバイスを送る。
キック:萩原さんから見て、僕は今後どうしたらいいと思いますか?
萩原:まず、どうなりたいんですか?
キック:分からないです……。
萩原:どうなりたいかっていうか、最後にどう死にたいのか。
キック:記憶に残る選手でありたいっていうのは常に思ってます。
萩原:それはちょっと抽象的すぎて……芸人として?
キック:それはもちろん芸人としてっていうことです。「あいつ、いたよな」「面白かったよな」っていう記憶には残っていたいなと。
萩原:仮に今いなくなっても、僕の記憶には残ってますよ。
キック:それは大変ありがたいです。
萩原:でも、オーディエンスというか、どれぐらいの人の記憶に残るかっていうのを考えると……やっぱり売れたいっていうことですよね?
キック:そうですね、でも、何をすれば売れるかって分からないですもんね。
萩原:僕らは俳優だから作品の中で生きられればいいと思っているんですけど、芸人は完全に個人じゃないですか。
キック:しかもサイキックなんて目に見えないものですからね。
萩原:だから、それで絶対売れる方法としては、手品とかじゃなくちゃんとスプーンをふにゃっと曲げてみせるとか。
キック:ちょっとその路線は難しいですね……。だってできないですもん。見てるだけで曲げられるんだったらもうやってますし。
萩原:だから、たくさんの記憶に残りたいっていうのはちょっと抽象的すぎて。ただ、キックさんにはやっぱり、人を嫌な気分にさせないっていう武器がある気がするんですよ。誠実だし、トークも上手いじゃないですか。だから、なんて言うんですかね、企業とかの商品やサービスをプレゼンをする職業があるんですけど、そういうのになったらすごい売れると思うんですよ。
キック:ああ、なるほど。ちょっとやってみようかな……。携帯電話をプレゼンするっていう店頭販売の仕事はやったことがあるんですけどね。
萩原:売れましたか?
キック:なんか、休憩時間の態度が良くなかったみたいで……。
――人間性の問題!(笑)
キック:勤務中は絶対にスマホとか見ちゃいけないって言われていたんですけど、バレないだろうと思ってスマホを見ながら、お客さんが来たときだけ「どうもー」とか言ってやってたんですけど、実はそれが全部録画されていて。
萩原:今言っちゃっていいですか、「惚れられない」とはそういうことです!(笑)
キック:そこなんですよね……。その後で知り合いの芸人がそこの企業に働きに行ったときに、研修で見せられる映像で「こういうのは悪い勤務態度です」っていう例として、僕がサボってる姿が出てきたらしいんですよ(笑)。
萩原:そういうところがありますよね。ちょっとふてぶてしい黒さを持ってるんですよ。
キック:そこは直します。バレなきゃいいや、って思ってしまうところがあるので。
萩原:まあ、しょうがないんですけどね。でも、バレたらまずいっていうことはやらなきゃいいわけですから。そこは我慢するしかないんじゃないですかね。
キック:当たり前のことを大先輩に……申し訳ないです。すいません。
萩原:いえいえ。
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