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「運はずっとは続かない、だから…」プロ麻雀士で俳優の萩原聖人！サイキック芸人キック対談でみせた知られざる素顔とは？

2018.08.18 16:00 文・取材＝ラリー遠田

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「運はずっとは続かない、だから…」プロ麻雀士で俳優の萩原聖人！サイキック芸人キック対談でみせた知られざる素顔とは？の画像4

――萩原さんがドラマの撮影でスロットを打って外しちゃうみたいなシーンがあって、それを撮ろうとしたら一発で当たっちゃってNGになった、みたいな話を聞いたことがあるんですが、それは本当ですか?

萩原：ああ、ありましたね。予備校生の役で、最後の1枚のメダルを入れてスロットを回して「外れたー」っていうシーンなのに、7が揃って当たっちゃったっていうことがあったんです。監督には怒られましたよ（笑）。

キック：なんかやっぱりそういう勝負事の神様がついてるんですかね。

萩原：でも、そういうのがあったとしても、人は必ず死んでいくから、ずっと持続することはできないじゃないですか。あのイチローでさえ、もう試合には出ていないくらいですから。たまたま麻雀とか俳優っていうのはフィジカルを酷使するような、フィジカルによって差が出る仕事ではないから長く続けられているんですけど。そういうことは意識していかなきゃいけないなとは思いますよね。

――運ということに関して言うと、麻雀をやっていると、すごく良い運も悪い運もずっとは続かないっていうのが分かりますよね。だからたとえちょっと運がいいときがあっても、調子に乗りすぎないようになるのかなと。

萩原：そうですね。だからその辺はちょっとドライです。「あっ、もう落ちたな」みたいな。運ってどっかで必ず止まるんですよよね。それはまあ、「もういいや」と自分が思ってしまった瞬間があるのかもしれない。ずっとやってきた麻雀ですけど、新しくプロになったということで、自分も生まれ変わるつもりで、新しい運を持った麻雀の神様みたいなのがついてくれたらいいなとは思いますけどね。

運は勝負どころでは必要です。でも、これがラック（運）になるかもよ、っていう判断は自分でしなきゃいけないから。ハードラック（不運）の選択をしちゃうこともありますからね。でも、そこで敗戦の弁として「ツイてなかったです」で片付けちゃったらダメじゃないですか。まあ、勝ったときには謙遜して「ツイてました」って言う人はたくさんいますけど。結局、運を言葉にしない人たちも、勝ったときにはそう言うんですよね。

キック：すごい人ほど反省していますよね。その結果になった原因をちゃんと探って次に進むっていう。

萩原：僕は反省好きなんだと思います。したくはないけど、反省することが1つの自己満足でもあるんですよ。よく言うんですけど、経験と経験値は違うんです。経験するだけでスルーしちゃう人も世の中にはいっぱいいるから。経験値になってなければ苦労しても意味がない。そこが重要な気がしますね。

【萩原聖人×キック　対談シリーズまとめはコチラ】

●プロフィール　萩原聖人
TVドラマ『はいすくーる落書2』（90年/TBS）で人気を博し、映画『学校』（93年）、『月はどっちに出ている』（93年）などで映画賞を多数受賞。『マークスの山』（95年）、『CURE』（97年）で日本アカデミー賞優秀助演男優賞他を受賞。近年の主な出演作品に【舞台】『魔術』（16年）、『百年の秘密』（18年）【映画】『きみの鳥はうたえる』（18年/三宅唱監督）、『こんな夜更けにババナかよ』(18年冬公開予定)【TVドラマ】『みをつくし料理帖』（17年/NHK）、『復讐捜査』（18年/EX/主演）など。また、俳優業の傍ら麻雀の腕も磨き、フジテレビの麻雀バラエティ番組「THEわれめDEポン」では13回優勝。芸能界最強の腕前と言わ続け、2018年に日本プロ麻雀連盟に加盟した。
<告知>　8月から9月にかけて、伊坂幸太郎の小説が原作の舞台『死神の精度～7 Days Judgement』が、東京、岡山、愛知、兵庫、山形、宮城、岩手で上演される。『死神の精度～7 Days Judgement』の詳しい情報はコチラ→https://twitter.com/7days2018

●プロフィール　キック
1979年11月13日生まれ東京都出身。2005年デビュー。ムエタイ漫談のネタでNTV『エンタの神様』等に出演。近年ではサイキック芸人としてバラエティ番組に出演中。趣味は、オカルト研究、夢日記をつける、温泉巡り（温泉ソムリエの資格あり）野球、ゴルフ、空手、キックボクシング、食べ歩き。特技は、ハイテンションタロット占い、ダウジング、負けないじゃんけん！

<告知>8月8日（水）より、Amebaが運営する知識や特技などのスキルを商品化して販売するプラットフォーム「REQU（リキュー）」にて、『サイキック芸人』キックの占いが販売開始！ユーザーの悩みに対して「タロット」「風水」「数秘術」を駆使してアドバイス！　普段は「ハインションタロット占い」で占いをネタにしてテレビに出演していますが、テレビでは見せない『ガチ占い』が、口コミで広まって、今回「REQU」で商品となった！「キックさんの占い、マジで結構当たるんです」（トカナ編集部より）
・「REQU」 → https://letter.requ.ameba.jp/ 『サイキック芸人キックの占い』

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【ブログ】→http://ameblo.jp/kickhoshi/