クリプトアナーキズムは人類の未来か、終焉か!? アノニマスやスノーデンも同調、過激主張の破壊力と“2つの原則”とは!?
■クリプトアナーキズムの波は止まらない
クリプトアナーキズムに全面的に賛成できないのは、倫理の問題に尽きるだろう。“3Dプリンター銃”の公開を当局が許すことができないように、またアサンジが逮捕され、スノーデンに逮捕命令が出されている事実があるように、決して少なくない人々がクリプトアナーキストの活動は今の社会に大きな損害をもたらすものであると見ている。
情報の自由化といえばクールに聞こえるが、情報を普及させることができるからといって、情報が完全に共有されなければならないわけではなく、3Dプリント可能な銃が誰にでも利用できるという発想には多くの人が疑問を投げかけている。メイ氏もまた声明の中でクリプトアナーキズムが社会の脅威として当局に規制されることを予見している。
しかし、それでもメイ氏はクリプトアナーキズムの波は止まらないと断言する。活版印刷技術が中世のギルドや社会の権力構造を変えたように、クリプトアナーキズムも今後の社会を大きく変えていくことを主張している。
「Big Think」の記事では、この流れが変わらない以上、我々はブロックチェーンをはじめとするこうしたクリプトアナーキズムを社会全体で見つめ続けていくことが重要であると提言している。次の時代の“主役”になると思われるクリプトアナーキストたちの活動から目を離してはならないようだ。
参考:「Big Think」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊クリプトアナーキズムは人類の未来か、終焉か!? アノニマスやスノーデンも同調、過激主張の破壊力と“2つの原則”とは!?のページです。3Dプリンター、銃、仲田しんじ、ブロックチェーン、アナーキスト、クリプトアナーキズム、匿名性、表現の自由などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで