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 かつてのソビエト連邦で、まるでモグラのように地中深く潜って進み敵の地下施設を攻撃する“戦闘モグラ”の開発計画があり試作機も作られていたことが話題になっている。


■陸の原子力潜水艦“戦闘モグラ”とは

 1947年から1991年まで続いた米ソ冷戦の時代では、両大国は軍拡競争や宇宙開発競争などあらゆる分野でしのぎを削っていた。

 原子力空母の開発に遅れをとっていたソ連は原子力潜水艦の充実を図っていたが、その一方でなんと陸の原子力潜水艦ともいえるモグラ型の地中掘削推進車両を開発していた。

battlemole1.JPG
Daily Mail」の記事より

 コードネーム“戦闘モグラ(Battle Mole)”と名づけられたプロジェクトでは、原子力の熱で地層を溶かしながらドリルの原理で地中深くへと進んでいく戦闘車両の開発が進行していた。最悪の場合には全面核戦争もあり得たこの時代、両国は地下施設の建造にも余念がなかったという背景がこの“戦闘モグラ”の開発の裏にある。ソ連としては何としてもアメリカ本土の地下施設を攻撃できる手段を持ちたかったのである。

 各種の車両や航空機などの話題を扱うオンラインメディア「Jalopnik」によれば、この“戦闘モグラ”の素案は第二次世界大戦前にさかのぼるという。ソ連の発明家であるアレクサンダー・トレベレフ氏が1930年代に、モグラのX線写真からその骨格を研究してこの“戦闘モグラ”の基本設計を考案したという。この時点では実際の大きさをどれくらいにするのかや、人が搭乗するのかリモートコントロールにするのかなどはまだ決まっていなかったようだ。

battlemole2.JPG
Daily Mail」の記事より

 その後開発は着実に進み、1956年の「New Scientist」の記事では、この戦闘車両が搭乗員2名が乗り込むトローリー車両ほどの大きさであることが記されている。原子力エンジンが搭載された頑丈なチタン製の車両の前方はドリルになっており、力強く地中を進み、後尾部には4つのプロペラが装着されていて、これが前方から運ばれてくる土を後ろへと強く押し出すという。また先端部からは原子力によるきわめて高温の熱が放出されて地層を溶かしながら進むということだ。

 こうしてまさに陸の潜水艦とも言えそうな“戦闘モグラ”はこの後も着々と進められたのである。

コメント

6:匿名2018年8月30日 20:08 | 返信

サンダーバードのジェットモグラを思い出したよ。

5:匿名2018年8月30日 09:34 | 返信

ネタりかで使ってる画像の方がいいな

4:匿名2018年8月29日 23:30 | 返信

妄想科学の世界ですな!

3:匿名2018年8月29日 17:36 | 返信

小さいシールドマシンで良くね?

2:匿名2018年8月29日 15:38 | 返信

それだ!
てか潜水艦でもそうなのに乗員は余程の精神力の持ち主じゃないと閉塞感と恐怖で発狂するだろうなこんなの
そんなのに核載っけて運用するなんて

1:匿名2018年8月29日 14:22 | 返信

ディアトロフ峠事件と関係ありそうね

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