縄文女子たちが“土偶”に絶頂悶絶! 特別展「縄文―1万年の美の鼓動」無敵の超現実性が神秘的すぎる!
2018.08.28 17:00
大人気! 火焔型土器もずらり!
学芸員の品川欣也氏が解説する。
「もともと、縄文は自然との共生、デザインやファッション、地域活性化などと結びついてきました。それに加えて、土器や土偶に考古学者が用いたなかった『かわいい』『かっこいい』『おもしろい』といった言葉を使うようになって、それをソーシャルメディアなどで発信するなど、縄文はますます身近になっています」
なるほど、昨今の縄文ブームの新しい傾向をインターネットやソーシャルメディアと結びつけて語っているところが面白い。
顔面把手付深鉢形土器
実際、同展は”縄文女子”とも呼ばれる縄文好きの若い女の子たちなど、新たな縄文ファンに強くアピールしようというのが大きな特徴でもある。それだけに、よりわかりやすく、頭で考えなくても、感覚的直接的にドンドン入ってくるように工夫されている。
何と言っても、本や雑誌、インターネットなどで見慣れた縄文時代の名作たちの実物がズラリと並んでいるのが嬉しい。
石棒(東京都国立市緑川東遺跡出土)
実際に見てみると、実物はこんなに小さいのかと驚いたり、逆にイメージしていたものよりずっと大きくて圧倒されてしまうことも。特に土器や土偶といった立体物は、ちょっと角度を変えて見るだけでたちまちその表情さえも変わってみえる。
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