NASA出資の実験中に「イルカとのセックス」に溺れた女研究者「こすりつけがエスカレートして…」
マーガレットとピーター。画像は「The Guardian」より引用過去の調教を鑑みて、マーガレットはピーターと親密な関係を築き、訓練を進めることを決めた。マーガレットは水で満たしたエリアにピーターだけを入れ、週6日間、彼と一緒にいることとなった。「Hello Margaret.」とあいさつを教えてみたが、ピーターには「M」の発音が特に難しかったのだと、後にマーガレットは述懐している。
ピーターはマーガレットの体の構造に興味を持っていたという。
「私が足を水に入れながら座っていると、彼がやってきて私の膝の後ろを長い間眺めているということがありました。彼はそれがどのように動くのか知りたがっていて、私はその様子に魅了されました」(マーガレット)
ピーターはマーガレットと一緒にいたがり、その手や足に体をこすりつけるようになった。だがやがてその行動はエスカレートし、マーガレットに対して性的興奮の仕草をみせるようになったのだ。
マーガレットはピーターの性的な興奮を慰めたという。ピーターが荒ぶっているのでもない限り、それは決して不快な行為ではなかったという。また個人的な行為でもなく、他の研究者たちが観察することもできた。
「私にとっては性的なものではありませんでした。それは絆を深めるための行為でした」(マーガレット)
だが、この無邪気な触れ合いの終わりはすぐに訪れた。リリーの興味はLSDに移り始めており、イルカにもLSDを与える実験を始めていた。マーガレットはこの実験に反対しており、ピーターにLSDが投与されることはなかったと話しているが、他の2頭への実験を止める力まではなかったという。
1966年になると、リリーはイルカに言葉を教える実験に完全に関心を失っていた。研究資金も尽きて、プロジェクトは終了することとなり、施設も閉鎖されることとなった。
イルカたちはマイアミにある別の施設に移されることとなった。だがそこは、比較的自由で快適な環境に慣れていた彼らにとっては、あまりにも大きな変化だった。環境の変化と愛するマーガレットとの別れは、ピーターにとってどれだけ負担であったことだろうか。
「ジョン・リリーから電話がありました。ジョンは自ら電話をかけてきて、ピーターが自殺したと言ったのです」(マーガレット)
施設の閉鎖から数週間後、マーガレットが受け取ったのは衝撃的な知らせだった。イルカに自殺などできるのか疑問に思う向きもあるだろうが、英紙「The Guardian」の記事によれば、息を吐き続けて水底に沈み、息継ぎをしないでそのまま死ぬ可能性はあるのだという。
1970年代、この実験が表沙汰になると、マーガレットとピーターの話は「イルカと人間の異種姦」などと面白おかしく書きたてられた。現在でも世界最悪の実験だなどとして取り上げられることにマーガレットは不快感と怒りを表明している。
現在のマーガレット。画像は「The Guardian」より引用実験終了後、長く沈黙を続けていたマーガレットだが、2014年にはBBCのドキュメンタリー番組「The Girl Who Talked to Dolphins」に出演し、インタビューにも答えている。イルカと人間の間に芽生えた無邪気な愛と、無謀な実験の悲劇的な顛末はこれからも長く語り続けられるのだろう。
参考:「Disclose.tv」「The Guardian」ほか
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2024.10.02 20:00心霊NASA出資の実験中に「イルカとのセックス」に溺れた女研究者「こすりつけがエスカレートして…」のページです。人間、NASA、イルカ、米国、実験、獣姦、ジョン・リリー、脳科学者などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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