化学療法なしで「がん」を撲滅できる可能性が発表される! 細胞の“自殺を促す”キルコード活用がカギ!

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化学療法なしで「がん」を撲滅できる可能性が発表される! 細胞の自殺を促すキルコード活用がカギ!の画像1画像は「Daily Mail」より引用

 人間の細胞には「キルコード」と呼ばれるものが備わっており、これが発動すると細胞は自死すると言われている。

 この度、米イリノイ州ノースウェスタン大学の研究者らの研究により、このキルコードを使って、化学療法なしでがんを撲滅できるかもしれないことが判明した。英紙「Daily Mail」(10月29日付)が報じている。

 細胞ががんに変異することを細胞内の”ボディガード”が感知すると、キルコードが発動し、細胞は自滅する。こうしたメカニズムは8億年前に生体が疾病から身を守るために進化したものだという。

 とはいえ、こうした機構は完璧とは言い難く、時には悪性の腫瘍に負けてしまう。そのため人工的にキルコードを促進する必要がある。

 筆頭執筆者のマーカス・E・ピーター教授は次のように語っている。

「化学療法に頼らずキルコードを促進することができるようになりました」

 ピーター教授によると、RNA(リボ核酸)の一種を直接細胞に注入することで、キルスイッチを入れることができるという。この方法であれば、副作用の大きい化学療法なしでがんを撲滅することが可能になる。

「我々の目的は新たな毒薬を発見することではありません。私は自然の導きに従い、自然がデザインしたメカニズムを利用したいのです」(ピーター教授)

 先日、がん免疫療法の研究者である京都大学の本庶佑名誉教授がノーベル生理学賞を受賞したばかりだが、もしかしたらピーター教授の研究もノーベル賞級の研究に発展するかもしれない。今後の研究にますます期待したい。
(編集部)

参考:「Daily Mail」、ほか

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