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【日本奇習紀行シリーズ】 伊豆諸島

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画像は「gettyimages」より引用

 2014年に公開された河瀬直美監督の映画『2つ目の窓』では、そのエンディングで、主人公の少年・界人を演じる村上虹郎と、ヒロイン・杏子を演じる吉永淳(阿部純子)が、美しい奄美の海を全裸で泳ぐシーンが、映画ファンの心に鮮烈な印象を残すこととなったが、実はこの“全裸で泳ぐ”という行為が、日本の島嶼部においては、比較的日常的に行われていたことは、意外と知られていないようだ。


「そりゃあ、“泳ぐ”っていったら、スッポンポンが当たり前だよ。そう、このあたりじゃね、昔から、みんな真っ裸になって泳ぐのが普通だよ」


 当地における“泳ぎ”についてそう語るのは、伊豆諸島のとある島で、古希を過ぎた今でも“現役”の漁師として生計を立てている鈴木善蔵さん(仮名・80)。鈴木さんの話によると、当地とその周辺の島嶼部では、「それこそ30年ぐらい前までは、みんなすっぽんぽんで泳ぐのが当たり前だった」(鈴木さん)というから、なんとも驚くばかりだ。


「いやね、昔だって水着や何かはあったんだよ? いくらこんな辺鄙な場所でもね。けれども、このあたりで育った人間っていうのは、子供の頃からまっ裸で海に入るのが当たり前だったもんだからさ、大人になってからだって、みんなそうしてたのよ。うん、だからね、磯なんかに行くと、男も女もそれこそ“お構いなし”ってな感じで、裸のまんまでそのへんをフラフラしてたもんだよ」


 そもそも、現代のような水着がない時代であったとしても、その“素肌を隠すもの”が、かなり古い時代から存在していたことは多くの人々が知る通り。しかし、あろうことか当地においては、そうしたものを身につけることなく、“全裸”で、漁や磯遊びをするのが当たり前のことであったというのだ。


「なんだろうな、まどろっこしいっていうのかな。このあたりじゃね、それこそあたり一面が海でしょ。家の戸をあければ海っていうさ。そうなるとね、海自体がさ、自分ちの庭みたいなものだからね、いちいちそういう格好(※水着など)するのが面倒になってくるわけ。だからね、ホント、何十年か前までは、そこらじゅうに裸の男や女が、当たり前のように歩いてたりしてたもんだよ」

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