「UFOに拉致されて超美人宇宙人と“裸の交流”した」技術者が激白! 体温、脈拍、バスローブ…ガン見したらヤバイことに!
■絶世の美女が目の前で服を脱ぐ
エイリアンたちは彼にヒト型ロボットの頭にあるボタンを押すように催促し、恐る恐るボタンを押してみると、電源が切れたようでロボットの目は閉じて腕をダラリと下げたまま動かなくなった。その様子を見た黒人男性が大声で笑い、場が一気に和んだ。このロボットはすぐに再び電源が入れられた。
心の距離が縮まったところで、ゲセリアは彼に地球がどんなところであるのかいろいろと尋ねてきた。彼が持ち込んだ新聞の文字を指差して、これがどういう意味なのか、この人物がどんな人物なのかを言葉が分からないながらも質問してきたということだ。
彼のほうも紙にペンで太陽と太陽系の惑星を描いて、どの惑星からやって来たのかをゲセリアに尋ねてみると、彼女もまた絵をスケッチして自分たちの惑星を説明してくれた。しかしそれは、どうやら別の銀河の恒星系であるようであった。そして彼が着けていた腕時計(シャワーの時に外されていた)を使って、ゲゼリアたちの惑星と恒星の間の距離は、地球から太陽までの距離の2倍あることを説明してくれたという。
お互いの理解がかなり進んだと思われたのだが、それでも彼にはゲゼリアたちの言動が不可解に思えることがあった。ゲゼリアが彼の手に自分の手を置いた時、ゲセリアの腕のブレスレットをよく見ようと手を持ち上げた。するとゲゼリアが何か大きな声で発言し、ほかの2人と共に大声で爆笑したのだった。ゲゼリアがどんな“ジョーク”を言ったというのだろうか。
そうこうしていると、ゲゼリアはなんとローブを脱いで裸になった。たいていの男性なら動揺する局面となるが、根っからのエンジニアであるからなのか、何故か彼は冷静であった。彼女の素肌に接した彼は脈拍を感じ、それが地球人よりもやや早い90~100/分であることを読み取り、体温も42度ほどあることを把握したのだった。
そして彼はいったんゲゼリアから離れて彼女の美しい半裸のボディをしげしげと眺めた。美しい人間のように見えながらも、地球上の女性にはない現実離れした美しさに彼は感服した。しかしこの時、ゲゼリアは彼が自分を生身の存在なのかロボットなのか疑いの目で見ているのではないかと感じたようで、不満をあらわにしたということだ。
それでも彼はゲゼリアの美しい肉体に見惚れたままだったが、彼女は急に後ろにジャンプするように彼から離れると、何かを大声で叫んだのだ。その言葉が「出て行け!」を意味することは明らかだった。
なぜゲゼリアが急に怒り出したのか理解できぬまま、彼はヒンドゥーたちによって文字通りに外に放り出されてしまった。ヒンドゥーは彼に服と靴を放り投げて渡し、ゲゼリアは彼の腕時計を投げつけた。彼は腕時計をこの交流の記念にとUFOに残しておくつもりだったのだが、こうして一時は深まるかに思えた“友情”はあっさりと終わってしまったのだ。
この後、UFOは空に飛び立ち見えなくなったということだ。合意の上での交流なので正確には“アブダクション”ではないと思うが、なんとも奇妙なエイリアン遭遇体験談である。この話に教訓があるとすれば、これからの世、どんなに美しい女性を見ても、最初からロボットではないかと疑ってかかるのは禁物だということになるのかもしれない。
(文=仲田しんじ)
参考:「Alien UFO Sightings」、ほか
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