人間の魂を見つける「最強MRI開発計画」を中国が発表! 脳研究に革命「別世界が判明する」
現在病院で一般的に使われているMRIの磁場は1.5〜3テスラであるが、計画中のMRIは14テスラという非常に強力なものになるという。現在、米国や欧州でも最大11テスラのMRIが建設中であるが、中国のものはこれを上回る性能となり、まさに世界最強のMRIといえるだろう。この機器を使えば、直径1マイクロメートルもの非常に小さなレベルで観測が可能になるという。脳内のニューロンを細かく観察することが可能となり、パーキンソン病やアルツハイマー病などの病気の診断、研究に大きく貢献するとのことだ。
報道によると、プロジェクトには中国の著名な物理学者・趙忠賢が顧問として関わり、総工費は10億元(約162億円)にも及ぶという。中国南西部貴州省にある世界最大の電波望遠鏡「FAST」の総予算をも上回る可能性もあるとする。目指す高性能MRIの実現には、新たな材料を開発する必要もあり、建設が開始されるまでに5年ほどかかるとみられている。
これほど強力なMRIは人体に危険という意見もあり、完成したとしても人間の研究に用いるまでには時間がかかるかもしれない。我々にとってごく当たり前の存在ながら、科学的な定義すらあいまいな「意識」の謎は、果たして最新鋭の科学機器で解き明かされるのだろうか? トカナでは以前「脳細胞の中のマイクロチューブルに大量の量子情報(意識)が保管されており、死後、その意識は宇宙に大放出されている」という記事を掲載したが、この研究も証明されるのだろうか。
(編集部)
参考:「South China Morning Post」「The Sun」ほか
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2024.10.02 20:00心霊人間の魂を見つける「最強MRI開発計画」を中国が発表! 脳研究に革命「別世界が判明する」のページです。魂、脳、MRI、最新研究などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで