「人間には予知能力がある、その方法は5つ」科学者が断言! 気配や予感は当たる…過去と未来を数珠繋ぎ!
■夢に出てきた亡き祖母の言葉で人生が変わる
ではどのように“予知能力”を説明できるのだろうか。
「私たちの人生のそれぞれの出来事はネックレスのビーズのようなものであり、コントロールされた予知とはネックレスを作ることで、過去と未来を数珠繋ぎにするようなものだと思います。結びつきは時間と共にきわめて強くて強力なものになります」(モスブリッジ博士)
博士自身の個人的な体験としては、祖母が亡くなって数日後の夜、夢に祖母が登場した話が紹介されている。
夢に出てきた祖母は「あなた知ってる? 私はいつも文章を右から左に読んでいるのよ」と話した。祖母がいったい何を言いたいのか当惑したというが、その亡くなった夢の中の祖母の言葉は妙に印象的であったという。
その夢を見た日からそれほど経たないうちに、祖母の遺品の中に古い巻物があることを家族が発見した。巻物に書かれていた文字は右から左に読むべブライ語だったのだ。当時のモスブリッジ博士はヘブライ語についてまったく知識がなく右から左に書かれていることも知らなかったが、夢の中で祖母が語っていたのはこのことであったのだと後になって徐々に確信を持つようになった。
モスブリッジ博士の家族の先祖は 生粋のスコットランド系アイルランド人なのだが、この一件で祖母がどこかでヘブライ語のユダヤ文化と関わりを持っていたのかもしれないと博士は考えるようになったという。さらにその数年後に人生を変えるイベントが起きる。
ユダヤ教の贖罪の日(ヨム・キプル、Yom Kippur)に 偶然にノースウェスタン大学の講堂でラビの説教を聞いて涙が溢れるほどの感銘を受けたのだ。この体験で博士は30歳の時にユダヤ教へと改宗したのである。
祖母とユダヤ教との関わりは今も分かっていないというが、数年前に受けたDNA鑑定では、母から娘に遺伝する塩基配列の中にアシュケナージ系ユダヤ人との繋がりを示すものが見つかったという。これまで夢にも思っていなかった自分に流れるユダヤ人の血に、博士の“予見”は確信に変わったのである。
どんなに平凡な日々が続いても、確かにこの先の人生では何が起るか分からない。何かが起こりそうな気配を感じたり、印象的な夢を見たときは立ち止まって少し考えてみてもよいのかもしれない。
(文=仲田しんじ)
参考:「The Times of Israel」、「The Premonition Code」ほか
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2024.10.02 20:00心霊「人間には予知能力がある、その方法は5つ」科学者が断言! 気配や予感は当たる…過去と未来を数珠繋ぎ!のページです。ユダヤ教、仲田しんじ、リモートビューイング、シックスセンス、ヘブライ語、ジュリア・モスブリッジ、予知能力、予見、第6感などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで